北海道キャンプ場見聞録
カナディアンカヌーで下る北海道の川
北海道でカナディアンカヌーで川を下ろうと思ってまず思いつくのは釧路川や天塩川。
でも、せっかくカナディアンカヌーを手に入れたのならば、これだけで終わらせるのは勿体なさすぎます。カナディアンカヌーで下れる川は北海道には他にもまだ沢山あります。
勿論、簡単に下れる川だけではありません。でもそこでは、川を下らなければ絶対に見ることのできない風景や、ワクワクするような新しい世界が待っているのです。
こちらのページでは私がカナディアンカヌーで下ったことのある北海道内の川を紹介しています。
未経験の新しい川を下ってみようと考えている時、こちらの情報を参考にしていただければ幸いです。
ただし、自然の川は常に変化しており、水量によってもその姿を大きく変えます。初めての川を下る時は、こちらの情報を鵜呑みにすることなく経験者と一緒に下るなど、慎重に行動するようお願いいたします。
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カナディアンカヌーで川を下る時のレベルとして、私の全くの独断と偏見で5段階に分けてみました。 かなりいい加減な評価なので、このまま鵜呑みにしないでくださいね。 川の水位が平常時の状態で評価しています。雪解け水や雨で増水すると、レベル3の川が簡単にレベル5に変身するので、油断はできません。 清流度はその時の川の状態によって違ってきますが、平常水位時の状況として評価しています。 |
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難 易 度 | |
1 | ほとんど流れがなく、湖でしか乗ったことがないような人でも下ることができる。 |
2 | ある程度流れがあるが、障害物も少なく、川下り初心者でも安心して下れる。 |
3 | 所々に緊張させられる瀬があったり、岸から張り出した倒木などもあって、初心者が単独で下るのはお勧めできない。 |
4 | 岩も多くなり、流れの中でそれらを避けながら下れる程度の技術が必要となる。ある程度カヌーの操作ができるようになれば、沈覚悟でチャレンジしてみたい川である。手痛い目に遭ったとしても、カヌーの楽しみが一気に広がることは間違いない。 |
5 | 大型のカナディアンカヌーでは下れないような川をレベル5とした。基本的にそんな川はカナディアンでは下らないのだけれど、増水してレベル5になった川を間違えて下ってしまうことがたまにある。そんな時こそ、語り草になるような怖楽しい経験ができるのである。 |
清 流 度 | |
1 | ここでは絶対に沈したくないと思わせる川 |
2 | 完全に透明度はなくなり、牛のし尿やドブなどの臭気も気になってくる川 |
3 | 透明度はないが、それほど水の汚れは気にならない川 |
4 | 透明度は落ちるけれど、まだ清流と呼ぶことのできる川 |
5 | 水しぶきを浴びるだけで心が洗われるような気持ちになれる川 |
せっかく購入したカヌーが物置の隅で(隅に置けるような大きさではありませんが)ホコリを被っていませんか?最初は湖で遊ぶことを考えて購入する人が多いでしょうが、湖で乗っているだけでは直ぐに飽きてしまうと思います。
もしもそのような方がいらっしゃれば、一度そのカヌーで川を下ってみることをお勧めします。
もちろんある程度の技術は必要となりますし、リスクも生じてきます。でも、柵で囲われ100%の安全を保証された中で遊んでいても、そこに本当の楽しさなど無いと私は思います。
最初は色々と不安があるでしょうが、そんな時にはカヌークラブへ入会するのも良い方法です。私の所属している北海道ウィルダネスカヌークラブでも会員を募集しているので、興味のある方はお気軽にご連絡下さい。