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沙流川

日高山脈の熊見山に源を発し太平洋へと注ぐ一級河川。
源流部から河口まで川に沿って国道が走っているので、その全容を車の中からから確認できる。
国土交通省が行っている一級河川の水質調査で1位に選ばれたこともあるが、その水の透明度に感動できるのは上流部くらいの様な気がする。
川下りの対象となるのは、その中流域、日高町市街地から下流部分である。
その先は二つのダムで分断されてしまい、なかなかそこを下ろうとの気持ちにはなれないが、二つのダムに挟まれた区間はまだ川下りの対象となりそうだ。
上流も下ることができるが、その対象はホワイトウォーター好きのパドラーに限定されるだろう。



上流部(千呂露橋~日高取水堰) (難易度:5 清流度:3)

沙流川アッパーと呼ばれている区間で、本来は大型カナディアンで下るような川ではない。
岩が複雑に絡んだ瀬が多く、高さ3mくらいの落ち込みもあり、カヤッカーがスリルを求めて下るような流れである。
大型カナディアンでも水が少ない時ならばベテランのサポートを受けて下ることは可能だが、岩にぶつけてカヌーを傷めることもありそうで、あまりお勧めは出来ない。
ここを下るのならば増水時にラフトで下るのが一番である。その楽しさはカナディアンでここを下る時の比ではない。


川下り日記:2017/10(HOA前~日高取水堰) 2018/10(HOA前~日高取水堰)

川下り動画:2017/10 2018/10(ラフトツアー)

 


最後の落ち込みに辿り着くまで何処を下れば良いのか途方に暮れてしまいそうだ
 

こんな所でもチキンルートは存在する

ここも勿論チキンルートを下る

これくらいの落ち込みなら良いけれど
3mの落ち込みはさすがにパスした

とにかく何処までもハードな瀬が続く
 



右左府橋(キャンプ場前)~三岩橋下流 (難易度:3 清流度:3)

この区間は沙流川渓谷とも呼ばれ、美しい渓谷の風景を楽しみながら下ることができる。
展望台の下にあった大岩の瀬は、2016年の台風による増水で土砂に埋まってしまい、跡形も無くなった。
両岸から岩が張り出した岩のゲートを過ぎると、いよいよ渓谷の中へと入っていく。
風景は素晴らしいけれど、瀬も多くて、初心者は景色を楽しんでいる余裕も無いだろう。
一番の難所は三岡橋の瀬である。
最後に大きな落ち込みがあるが、その手前にも瀬が続いている。
増水時にカナディアンで下ると、最後の落ち込みに辿り着くまでに水舟になってしまう。
ポーテージすることも出来るので、下見をしてからチャレンジするかどうかを決めた方がよい。
ここを過ぎると一旦渓谷を抜け出すが、岩壁に張り付くように架かっている轟橋から再び深い渓谷へと入っていく。
轟橋の手前にも瀬があり、ここで沈する人も多い。
それを過ぎれば、ここまで頑張ってきたことへのご褒美のような素晴らしい風景が待っている。
初心者には厳しい川だけれど、特に危険な場所も無くベテランのサポートがあれば何とか下ることができる。
川の上から眺める沙流川渓谷の風景は、カヌーイストだけが楽しめる特権である。
何処の川でもそうだけれど、増水時には厳しい流れとなって上級者限定の川となる。
国道237号の三岩橋の先に川原に下りられる道が有るので、そこをゴール地点にすると良いだろう。


川の水位情報:幌毛志橋観測所(ダムの下流にある観測所なので参考値程度)

川下り日記:2009/5(右左府橋~三岩橋下流) 2011/10(右左府橋~三岩橋下流) 2012/10(右左府橋~三岩橋下流) 2013/10(右左府橋~三岩橋下流) 2014/05(右左府橋~三岩橋下流) 2014/10(右左府橋~三岩橋下流) 2015/05(右左府橋~三岩橋下流) 2015/10(右左府橋~三岩橋下流) 2016/10(右左府橋~三岩橋下流) 2016/10(右左府橋~三岩橋下流) 2017/05(右左府橋~三岩橋下流) 2017/10(右左府橋~三岩橋下流) 2018/10(右左府橋~三岩橋下流)

川下り動画:2012/10(今は無い展望台下の瀬)、2012/10(二段の落ち込み)、2012/10(三岡の瀬)、2012/10(川紹介前編) 2012/10(川紹介後編)、2014/05(三岡沈)、 2014/05(水量普通)、2015/05(沈脱)、2015/10(リベンジ)、2017/05(増水の川)、2018/10(水少なめ)

 


紅葉した沙流川渓谷の眺めは本当に素晴らしい
 

岩の門を抜けた先の紅葉

この先、三岡の瀬へと続いていく

正面に見える轟橋

沙流川渓谷の絶景

新緑の三岡の瀬

沙流川渓谷の大きなプール

荒々しい岩と緑のコントラストが素晴らしい

フォトジェニックな日高大橋



岩知志~振内 (難易度:3 清流度:3)

スタート地点は幌去橋よりもう一つ上流の橋で、その名前は覚えていない。
「初心者向けの区間」とされているけれど、私が下った時は雪解け水による増水のために川の様子は一変していて、とてもハードな川下りだった。
特に幌去橋の手前には、低い堰堤でも隠れていたのか、横一直線に巨大な波が立っている場所があり、肝を潰した。
その後も波の高い瀬の中を下り、何とか無事に池売橋下流のゴール地点までたどり着けたけれど、普段の状態ではどの程度の難易度なのか、全く想像もできない。
道路が川の近くを通っているので、ここを初めて下る時でも、事前に川の様子を把握することはできるだろう。


川の水位情報:幌毛志橋観測所

川下り日記:2009/5(幌去橋上流の橋~池売橋下流)


 


灰色に濁った川を折ソロ遅る下っている
 

いきなり水舟になって放心状態のかみさん

かみさんが嫌がって私一人で瀬を下る

国道の下も激しい瀬に

増水さえしていなければ初心者向けの川のはず




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