北海道キャンプ場見聞録
サロベツ川
下サロベツ原野の中を蛇行しながら流れる湿原の川である。 流れは全く無く、初心者でも安心して下ることができる。 注意が必要なのは、音類橋でのカヌーへの乗り降りと、途中で上陸できる場所が無いことくらいだ。 手軽に湿原でのカヌー体験ができるお勧めの川である。 |
音類橋~パンケ沼 (難易度:1 清流度:2)
この川をカヌーで下る場合は、豊徳の開運橋から音類の音類橋までが一般的なコースとなる。
しかし、単独で下る時は車の回収の手段が無いため、音類橋から出艇して漕ぎ上がり、パンケ沼を目指すのが面白いだろう。
パンケ沼への入り口までは音類橋から約3.5キロである。
この川の場合、流れがほとんど無いので、下るのも漕ぎ上がるのも変わりはない。潮の満ち引きの影響で逆流することさえあるようだ。
出艇は音類橋の両岸どちらでも可能で、シジミ漁の漁船が係留されている。
水面まで高低差があるので、カヌーに乗り込む時は少し苦労する。カヤックやファルトはもっと大変そうだ。
清流度は2としたが、水が汚れている訳ではなく湿原の川なので透明度が低いだけである。
川の水位情報:音類橋観測所
川下り日記:2010/7(音類橋から上流へ)
こんな風景がひたすら続いている
高木があるとそれが唯一の目印となる
できれば大空が綺麗な時に下りたい川である
単調な風景の中では川岸に咲いている花が
心を和ませてくれる
音類橋の船着き場
水位が下がると高低差も大きくなる