北海道キャンプ場見聞録
安全な川下りのために
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川下りにリスクは付き物ですし、カヌーは自己責任を問われるスポーツです。 リスクは、それに対する準備をすることで、ある程度は避けることができるものです。 楽しく安全に川で遊ぶためにも、必要な装備は調えておきましょう。 |
安全に下るための装備● ライフジャケット(PDF) ● ウェア ● ヘルメット ● ペインターロープ(もやいロープ) ● レスキューロープ ● ベイラー(水汲み) ● フローテーションバック(浮力体) |
注意しなければならない川の中の障害物 | ||
堰堤 川の中の障害物で一番怖いのが、この堰堤です。死亡事故が一番多いのも、ここだと思います。 間違っても、堰堤の前で沈してそのまま流されることのないようにしましょう。 |
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流木のストレーナー 流木が折り重なってできたストレーナー。 水はそのまま隙間を通り抜けるので、そこにカヌーが張り付くと、吸い込まれるようになって脱出できなくなります。 特に増水時は注意が必要です。 |
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倒木 川の何処にでもある障害物。 私も何度も痛い目に遭っています。 沈するだけなら良いですが、カヌーと倒木の間に挟まったりすると重大な事故に繋がることもあります。 |
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テトラ 人工物の代表がテトラです。 流れの真ん中で待ち構えていたり、川岸でストレーナーを作っていたりと、本当に嫌らしい奴です。 |
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アンダーカットの岩 普通の岩ならば水の流れは跳ね返されますが、これがアンダーカットになっていると、水流は岩の下に潜り込むようになります。 沈したまま、そんな岩へと流されていくのだけは御免こうむりたいです。 |
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油断 川を下っていると何が起きるか分かりません。 唯一難易度を1としている美々川でさえ沈する人がいるのですから。(^_^; どんな時でも油断は禁物です。 |
まあ、色々と危ないこともありますが、それ以上に楽しいことの方が多いのが川下りです。 最初のうちは、ベテランの方のサポートを受けながら下るのも良いですね。 私の所属している北海道ウィルダネスカヌークラブでも会員を募集しているので、興味のある方はお気軽にご連絡下さい。 |