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トナシベツ川

トナシベツ渓谷は紅葉の隠れた名所として知られている。そのトナシベツ渓谷を流れるのがトナシベツ川。
ここがカヌーフォールドとして紹介されることはほとんど無いが、川の難易度も極端に高いわけでなく、新緑に紅葉、そして夏の緑と四季折々の美しい風景も楽しめ、最高の川下りが楽しめる川である。
ただ、増水時にここを下って初めての途中エスケープを経験したこともあり、万全の態勢でチャレンジする必要があるだろう。



流星橋~五月橋 (難易度:4 清流度:5)

ナディアンカヌーでこの川を下るとしたら、雪解け水で増水している春先でなければ難しいだろうと思っていたが、水の少ない時期でもストレスなく下ることができた。
新緑の季節だけではなく、秋の紅葉、そして夏の緑に包まれた時期、何時下っても素晴らしい風景を楽しめるのである。
空知川に合流するまでは、水の多い時はほとんど全区間が瀬と言っても良いような流れとなる。水が減ると、瀬の間に一息つける流れが増えてくる。
川の雰囲気としてはヌビナイ川に似ている気がするが、こちらの方が素直な瀬が多いので、ヌビナイ川のテクニカルな瀬と比べると下りやすい気がする。
ただし、滅多に下る人がいない川なので、どんな危険が潜んでいるかは下ってみなければ分からない。
ブラインドになっていて先が見えない場所では、その手前で上陸してスカウティングしながら下るのが鉄則である。
それさえ注意すれば、美しい風景を満喫できる素晴らしい川下りを楽しめること間違いなしだ。
スタート地点までは、鹿避け柵のゲートを開けて林道を奥深くまで入らなければならないが、ここの奥には夕張岳の登山口もあるので、一般人は誰も入ってこない林道と比べるとまだ少し安心できる。
最初の頃は羽衣橋から出艇して五月橋まで下っていたが、どちらもカヌーの上げ下ろしが大変なので、最近はもっと上流の流星橋からスタートして、途中の車で近くまで入れる河原をゴールにしている。
特筆するような難しい瀬はないけれど、水量の多少により難易度ががらりと変わる川でもある。その途中に流木でも絡むと命にかかわることもある。
その水量の判断基準となる水位の観測所が近くに無いので、現地に行ってみないと分からないのが辛いところだ。
経験者と一緒に下ることを強く推奨する。
なお、ここで書いている羽衣橋は、地形図では羽沢橋と表記されており、川下り日記や動画などでは両方の名前が混在しているので了承願いたい。


川下り日記:2012/5(羽沢橋(羽衣橋)~五月橋) 2013/5(羽沢橋(羽衣橋)~五月橋) 2014/6(羽沢橋(羽衣橋)~五月橋) 2015/10(流星橋~名前の分からない橋の下流) 2016/5(羽衣橋~核心部手前) 2018/09(流星橋~名前の分からない橋の下流) 2018/10(流星橋~名前の分からない橋の下流)

川下り動画:2018/10(紅葉と澄んだ水)、2018/09(ベストコンディション)、2016/05(途中リタイア)、2015/10(錦秋の川) 2014/06(ハチが更生)、2013/05(増水の川)

 



初めて下った時のこんな風景に惹かれてトナシベツ川のファンになってしまった
 

この辺りがトナシベツ渓谷と呼ばれているところで、普通は羽衣橋の上から渓谷の風景を楽しむ
 

羽衣橋より上流の風景の方が美しい

こちらも羽衣橋から上流の風景

増水時はこんな瀬が続く

水量によって瀬の難易度は変わる

ここが一番の難所だが
増水時はチキンルートに逃げられるので逆に易しくなる

水が少ない時はのんびりと下ることができる
 

この辺りもビューポイントだ

緑の濃い夏の風景も素晴らしい

十梨別川第一号橋も下から見上げると美しい橋だ

ゴール地点手前の古い橋、橋面は板張り



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