北海道キャンプ場見聞録
天の川
その名前が何ともロマンチック。本当の川の名前は天野川。「野」の文字がひらがなの「の」に変わるだけで随分とイメージが違ってくるものである。 流域の町が上ノ国町と、こちらはカタカナの「ノ」であるのも面白い。 山に囲まれた中を蛇行しながら流れる穏やかな流れは、その名前通りの美しさだ。 ただし、夏場は水が減り、鮎釣りも解禁となるため、楽しく下れる時期は限られている。 |
湯ノ岱大橋~天の川橋 (難易度:2 清流度:4)
この川が一番楽しく下れるのは、雪解け水で水量が増えている5月だろう。
6月からはヤマメやイワナ、7月には鮎も解禁となり、夏場は水も減って楽しく下れる状況ではなさそうだ。
それに5月には川沿いの山の斜面で行者ニンニクやアズキナなどの山菜が沢山採れるし、同じ場所でカタクリやエゾエンゴサクなどの春の草花も見られて、楽しさ一杯の川下りができるのである。
湯ノ岱温泉の保養センター前が河川敷まで車で降りられ出艇適地となっている。
増水していても瀬らしいところもほとんど無く、安心して下ることができる。ただし、難易度は2としたが初心者だけで下れる川ではないので、ベテランの同行が必要である。
山間部では流れは崖にぶつかって向きを変えるし、今回は倒木でほとんど塞がれている場所もあり、決して油断はできない。
途中の宮越橋下流の頭首工は撤去されていたが、そこを過ぎたところに小さな段差があって注意が必要だ。
最後は天の川橋上流左岸に上陸。堤防を上がった場所に公園の駐車場やトイレがあり、おまけに200円で入れる花沢温泉もあり、まさに川下りのゴール適地だ。
そのまま河口まで出ても良いが、近くまで車を回すことはできない。
川の水位情報:天の川観測所
川下り日記:2011/5(湯ノ岱大橋~天の川橋)
川に沿って走っていた江差線は2014年に廃線となり、この鉄橋も既に取り壊されたはずだ
湯ノ岱大橋上流右岸から出艇
近くには湯ノ岱温泉からの温泉水が流れ込んでいる
この鉄橋も撤去されてしまったのだろう
頭首工は撤去されていた
春はこんな場所で山菜が採れる
川下りよりも山菜採りが目的?
山間部を抜けると夷王山の夜明けの塔が見えてくる
現在は風力発電の風車の方が目立っている
上陸地点の様子
このまま温泉に入りに行くのも良い