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札内川

帯広市の市街地で十勝川と合流する、その支流の札内川。
国土交通省発表の一級河川水質ランキングでも常に上位に入っている川である。
広々とした川原は札内川が暴れ川であることの証拠で、その様子は歴舟川とも良く似ている。
1997年に上流部に札内川ダムが造られたが、水の透明度は保たれているようだ。



大川橋~札内清流大橋 (難易度:2 清流度:4)

我が家がここを下った時は水も少し濁り気味で、自慢の清流を味わったことはまだ無い。
このような川では水量の少なさと水の透明度は比例することが多いので、綺麗な水の時にライニングダウンしながら下るか、やや濁り気味の時に座礁することなく快適に下るか、どちらが良いかは難しいところだ。
大川橋から下流には特に難しい場所もない。
テトラなどの人工物に気を付けなければならないが、増水時でなければ、余裕を持って避けられるだろう。
十勝の広大な畑作地帯の中を流れていくので、川下り中の風景にあまり面白みはない。
帯広市内に近づくと河川敷が公園化されているので、川原に人の姿も目立ってくる。
山の中の川を下っていると、周りの風景は人を寄せ付けないような自然の厳格な姿ばかり。こうして川と人とが触れ合う姿を目にすると、何だかホッとしてしまう。
手軽に清流を味わうにはお薦めの川である。


川の水位情報:第二大川橋観測所

川下り日記:2005/6(大川橋~札内清流大橋)

 



私たちが下った時は水も少し濁っていたが、それでも清流の面影はあった

目立つような瀬はほとんど無い

小さな波でも楽しい

テトラに絡んだ流木には注意が必要

帯広の街の中に入ってきた

アリーが3艇も並ぶ姿はレアである

ムシトリナデシコの咲く河原で一休み



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