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北海道のキャンプ場おすすめベスト10

キャンプ場の印象は、泊まった日の天候、隣に来たキャンパーの質等によって全く変わってしまいます。
それなのに、そこからベストテンを選ぶというのはかなり無理がありますが、お遊びとしてこのページを作ってみました。
おすすめベストテンは、我が家が実際に泊まったことのあるキャンプ場の中から、私の好みに加えて、誰が泊まっても好印象を持つような正統派キャンプ場を選んでいます。
これとは別に、全くの独断と偏見だけで選んだ裏ベストテンも作ってみましたが、どちらかというとそちらの方に魅力的なキャンプ場が多かったりして。(笑)


 
第1位 朱鞠内湖キャンプ場
私はかなり飽きっぽい性格なので、同じキャンプ場に何回も泊まることはあまり無いのだが、ここだけは別格だ。
春夏秋冬それぞれの魅力があり、また、テントを設営する場所によっても全く違った雰囲気を味わえる。
それに、幌加内付近から朱鞠内湖へ続く道沿いの風景も大好きだ。
春の野草が咲き乱れる風景、蕎麦の花に覆われた夏の風景、そして真っ白な雪に埋もれた冬の風景、そんな中、すれ違う車もほとんど無く快適なドライブを楽しめるとなったら、これはもう200kmの道のりをものともせずに毎年出かけていくことになってしまうのである。
第2位 クッチャロ湖畔キャンプ場
ここは私にとっての癒しのキャンプ場である。
今までにここに泊まったのは2回だけであるが、いずれも心が穏やかになるようなキャンプを楽しめた。
ここの何がそうさせるのかは上手く説明することができない。
贅沢は言わない。キャンプを楽しめる最低限の施設、そしてちょっとした温泉にちょっとしたロケーションがあれば、心は十分に満たされるのだ。
第3位 尾岱沼青少年旅行村
ロケーションだけに的を絞れば、ここが私の一番のお気に入りのキャンプ場である。
山育ちの私にとって海を見渡せるキャンプ場というのはとても魅力的なのだが、ここから眺める野付湾の風景は他では見られないものだ。
湖のように穏やかな海面、遠くにかすむ野付半島、そこに帆を広げた打瀬舟なんかが浮かんでいたらもう最高!
温泉とグルメのおまけまで付いて、五感を全て満足させてくれるキャンプ場である。
第4位 然別湖北岸野営場
ここのサイト自体は、然別湖が見渡せるわけでもなく、団体客向け風な場所があったりして、それほど魅力的とは思えない。
それでもやっぱり、静かな佇まいの然別湖とそれを包み込むような大自然の迫力。
キャンプ場の魅力は、施設内容よりもその立地環境に大きく左右されるのだと思う。
カヌーがあればもっと楽しく、満点の星空を眺められたら、もう思い残すことはない。
第5位 日高沙流川オートキャンプ場
道内の整備されたオートキャンプ場の中で一番お勧めできるところと言えばここだろう。
他のオートキャンプ場のように無理やり造成された感じはなく、自然の風景の中に各サイトが溶け込んでいるように感じられる。温泉やコンビニが徒歩圏内にあるのに、それを全く感じないで自然に包まれたキャンプを楽しめる。
料金も他のオートキャンプ場と比べるとリーズナブルであり、あらゆる面で満足度の高いキャンプ場である。
第6位 和琴半島湖畔キャンプ場
道東の観光地のまさにど真ん中に位置するキャンプ場で、屈斜路湖の眺めが美しく、周辺には魅力的な温泉地も沢山あって、あらゆる条件が兼ね備えられた場所である。
さすがに夏の観光シーズンにここに泊まる気にはなれないが、シーズンオフにはサイトまで車を乗り入れることもできて、快適なキャンプを楽しめる。
第7位 ニセコサヒナキャンプ場
ロケーションが最高で焚き火の楽しめる大人のキャンプ場、と言うことで見聞録の中で紹介していたら、人気も大ブレーク。
オーナーから感謝されて、以前ここに泊まった時にはワイン等の差し入れまでしていただいた。
とても嬉しかったが、そんなにまでされると何となく泊まりづらくなってしまう。
結局、それ以来ここには泊まっていないのだが、場内に植えられていた樹木も大きく育ち、昔とは雰囲気も変わっていることだろう。
通年オープンしているので、薪ストーブの燃えるセンターハウスを利用しながらの雪中キャンプも人気があるみたいだ。
第8位 ニニウキャンプ場
昔は、私の好きなキャンプ場として確実にベストスリーに入っていたキャンプ場である。
それが2003年にオートキャンプ場として生まれ変わり、その後、隣接して高速道路の工事が始まり暫く閉鎖、そしてまた再オープンと目まぐるしく変化を続け、その間利用する機会もなく、評価のしようが無くなっていた。
それが、2017年に20年ぶりにここに泊まることができたのである。
隣接する高速道路の車の通行音は、昔を知っている私にとっては気になるレベルだが、一般的なキャンプ場と比べたらまだ静かな方だろう。
高速道路の存在に目をつぶりさえすれば、昔のままの素晴らしい自然環境に囲まれたキャンプ場である。
道路ができたおかげで熊の気配も少なくなり、逆に安心してキャンプができるようになったかもしれない。
第9位 美笛キャンプ場
ベストテンを更新するたびに悩んでしまうのが、このキャンプ場の取り扱いである。
昔、ここを良く利用していた頃は、古館一郎風に言えばまさにキャンプ名勝負数え歌といった感じで、毎回思い出に残るキャンプを楽しむことができた。
しかし最近は一向に名勝負が生まれないのである。
何時も混んでいるからなのか、雰囲気が変わってしまったせいなのか、理由はよく解らないが、それでもやっぱりベストテンからは外せないキャンプ場だろう。
第10位 兜沼公園キャンプ場
美しい芝生の上に寝転んで空を見上げると、大きく枝を広げた樹木の枝越しに、真っ青な道北の空が広がっている。
このキャンプ場の魅力を表現すると、こんな感じになるだろうか。
春や秋にここを利用したことはまだ無いが、その時期にこのキャンプ場がどんな表情を見せてくれるか、とても興味が湧いてくる。
第11位 東大沼キャンプ場
道路が隣接しているので車の通行音がうるさく、観光客の出入りも多いなど、欠点は有るが、やっぱりここは道南のキャンプ場の雄と言って良いだろう。
私が考えた北海道の湖畔のキャンプ場御三家、それは、支笏湖の美笛キャンプ場、屈斜路湖の和琴半島湖畔キャンプ場、そして大沼の東大沼キャンプ場だ。
似たような雰囲気を持ちながら、それぞれに違った魅力が満ちている。
ここの魅力はその優しさだろうか。道南独特の温暖な気候に加え、湖も周辺の森も、何となくホッとさせられるような雰囲気を持っているのだ。
第12位 旧ドローム・キャンプフィールド(現アカイガワ・トモ・プレイパーク)
キャンプ場の前を通る国道393号がまだ開通していない頃は、札幌から比較的近い割には山奥のキャンプ場と言った雰囲気があり、なかなかおすすめの場所だった。
周囲を山に囲まれ、すぐ横を清冽な川が流れ、手入れされた芝生に美しいシラカバ林、とても恵まれた環境である。
国道が倶知安まで開通しても、この環境自体に変わりはない。
ただ、確実に車の通行音は聞こえてくるはずであり、ここに泊まって以前のような満足感を得られるかどうかは、開通後に利用したことが無いので何とも言えない。
一時期閉鎖されたけれど、経営者が変わって再オープンしたのは嬉しいことである。
第13位 国設白金野営場
ここへ来るまでの道路沿いの風景、そして十勝岳の姿、キャンプ場に着くまでにウキウキした気持ちになれる。
そうしてキャンプ場へ着いてからのサイト選びの楽しさ、テントを張ってからの気持ちよさ、そして温泉に入っての心地よさ。
ずーっと幸せな気持ちのままでいられるキャンプ場である。
第14位 オンネトー国設野営場
私の中では然別湖のキャンプ場と同じ雰囲気を感じる場所である。
神秘的な湖に深い森、自然と一体になれるようなキャンプを楽しめる。
我が家がここに泊まる時は何時も雨模様の天気だ。
日当たりの悪い森の中で雨まで降っていたりすれば、かなり薄暗いイメージを想像してしまうが、 ここではそんなことが全然気にならない。
かえって、森の中でひっそりと暮らしているような、楽しい気分になれるのだ。
第15位 旭岳青少年野営場
ここを利用するキャンパーは、殆どが旭岳の登山を目的としている人達だろう。
サイトから直接旭岳の姿は見られなくても、旭岳の山麓に位置するこのキャンプ場は、登山をしない人でも十分に山の雰囲気を感じることができる。
回りの環境は一級品。その中を巡る散策路も整備されている。
ロープーウェーに乗れば素晴らしい景色も楽しめるし、温泉好きのキャンパーも満足させてくれるだろう。
第16位 丸瀬布森林公園いこいの森オートキャンプ場
オートキャンプ場が整備されてから、ちょっと魅力は無くなってきてしまったが、落ち葉が舞う季節にここで楽しんだキャンプは今でも忘れられない。
子供達の歓声が聞こえなくなってくる時期に、ここのフリーサイトにテントを張れば、きっと素晴らしい一時を楽しめるだろう。
SLが場内を走り、子供連れのファミリーにとっても最高に楽しいキャンプ場である。
第17位 仲洞爺キャンプ場
北海道の主な湖の湖畔に位置するキャンプ場は、大体がこのベストテンに含まれている。
カヌーにも乗れるし、ロケーションも良いし、湖畔のキャンプ場はやっぱり魅力的なのである。そうすると、洞爺湖のキャンプ場は外せない。
以前は壮瞥林野弘済会滝之上キャンプ場をベストテンに入れてあったけれど、閉鎖されてしまったので、代わりにこのキャンプ場を入れておくことにした。
一部に湖畔まで車を乗り入れられるサイトがあるのがありがたい。
温泉も隣接し、快適度の高いキャンプ場である。
第18位 コムケ国際キャンプ場
広々とした芝生にシンボルツリーのような美しいカシワの木。
そんな風景を眺めているだけで心が癒されます。
周りのロケーションが良いキャンプ場は沢山ありますが、キャンプ場の中だけで完結しているロケーションとしては、このキャンプ場が道内一かもしれません。
第19位 然別狭野営場
ここに泊まったのはかなり昔のことで、どのようなキャンプ場だったのかもあまり思い出せない。
でも、トドマツの森のイメージだけは頭の中にはっきりと焼き付いている。
私の場合、このような雰囲気の森の中でのキャンプにどうしても憧れてしまう。
森の中の小さなログハウスで暮らしたいという夢、叶わぬ夢はキャンプの中で味わうしかないのだ。
第20位 岩尾内湖白樺キャンプ場
最後の一カ所に何処を取り上げるか、かなり悩んでしまった。
このキャンプ場よりも快適な場所は他にもまだ沢山ある。
でも最後の決め手は、美しいシラカバ林と車の乗り入れ自由で料金無料という、ここの管理の大らかさだ。
キャンパー以外の人間も沢山やって来るので当たり外れは大きいが、運良く当たりにぶつかれば最高のキャンプを楽しめることは間違いない。
 
 

裏ベストテンへ

以前に作った旧版のベストテンも参考までに残してあります

 
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