カヌークラブ例会二日目。 その中で最後に挨拶に立った我がクラブのK岡会長。 この日は朝から雲一つない快晴。 しかし、そこを流れる水は、これまでに見た沙流川の中でも今日が一番と言っても良いくらいに透き通っていた 参加者は26名。 ただ、川の水は強烈に冷たかった。 この日の夜の動画上映会でもIW田さんの沈脱の速さが皆の笑いを誘っていたが、沈してからカヤックを抜け出すまではコンマ数秒の早業。 大岩の瀬では、水が少ない分、流れの真ん中の大岩が何時も以上にその存在を誇示していた。 その下で待ち構えている岩も、隠れ岩とならずに水面に顔を出しているので、そこに乗り上げて沈する人もいなく、全員が無事にここをクリアしていた。 岩の門を通って渓谷状の地形の中へと入っていく。
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岩の門の向こうには紅葉のパノラマが | 岩の門を反対側から |
左側の分流は最高の紅葉に包まれる |
でも、油断していると直ぐにカヌーは座礁してしまう。 何せ、我が家のカヌーの底には穴が開いてきているので、なるべく底を擦らないようにくだらなければならないのだ。 私達が下り始めてから、ダム放流のアナウンスが何度も聞こえてきた。 日当たりの良い川原で昼の休憩。 |
今までで一番澄んでいた沙流川の水 | 休憩を終えて下り始める |
休憩を終えて再び漕ぎ出した先では、最大の難関の三岡の瀬が待ち受けている。 私だけカヌーから降りて岩からカヌーを引き離す。 ついつい「何で反応しないんだ」と文句を言ってしまう。 そして三岡の落ち込み。 Y須賀さんも今回はポーテージ。 それぞれが自分自身の判断でどうするかを決定する。 結果はN島さんがやられた以外は全員がクリア。
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どや顔のたけちゃん | 豪快に下るめぐちゃん |
三岡橋を過ぎると、一旦渓谷を抜けて、広々とした風景が広がる。 そして前方に轟橋が見えてくると、いよいよそこからが本当の沙流川渓谷の始まりとなる。 川の両側には20mほどの高さの切り立った崖が続く。 所々で、岩肌や倒木に赤いペンキで印や数字が書き込まれていた。 |
この付近、地形図では轟淵と名前がついている |
紅葉の川下り! |
右にカーブするちょっとした瀬を下ると、その先は大きな淵になっている。 岩門のこちら側は日陰になってしまったが、門の向こうに見えている山肌は、太陽の光を受けてまるで燃えるような紅葉に染まっていた。 |
沙流川渓谷一番のビューポイント |
しばらく下ると三弦トラス橋の日高大橋が見えてくる。 Y賀さんがそこでバランスを崩し、川岸の岩に手を付いた拍子に親指を切ってしまった。 日高大橋からその下流の三岩橋にかけても、この区間のビューポイントである。 |
日陰に入っても紅葉は美しい |
川の水も赤く染まる | 三岩橋を過ぎると再び日が当たる |
そして三岩橋を過ぎると、再び眩しいくらいの紅葉の風景が再開される。 2014年10月12日 晴れ |
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