Star Light Camping

　北海道のキャンプシーズンは5月のGWから始まりますが、最近は温暖化の影響で春の訪れも早くなっています。
　23日頃にはこと座流星群が極大、26日にはおとめ座流星群が極大となり、週末キャンプで流れ星を見られる確率も高そうです。
　シーズン最初のキャンプで大きな流れ星が見られたら、今年のキャンプでは良いことがあるかも。
　まだオープンしているキャンプ場は少ないですが、通年で営業している「ニセコサヒナ」ならば、空も暗いし流れ星が良く見えそうです。
　

　宵の明星の金星、この時期には-4.0等の明るさで夕暮れの空で一際明るく輝いています。
　その金星と三日月が並ぶ姿はとても美しいものです。
　この日はまだ月が細すぎ、夕焼けの空の低い場所に現れるのでので見づらいかもしれませんが、16日には月齢2.4となり、金星ともくっつきそうになるくらいに接近します。
　個人的にもこの光景をとても楽しみにしています。
　海に沈む夕日も一緒に楽しめる「初山別村みさき台公園キャンプ場」あたりがお勧めでしょうか。
　

６月１２日（土）

　そろそろ夏の気配を感じられる頃、12日が新月なのでこの週末が星空キャンプには一番良い時です。
　夜の冷え込みもそれほど気にならなくなり、天の川に夏の大三角、夏の夜空を楽しみましょう。
　こんな時にはその名の通り、「星に手のとどく丘キャンプ場」に泊まってみるのが良いですね。
　富良野のラベンダーの見頃は中旬から下旬にかけてが見頃ですが、早咲きの品種ならばこの時期からでも花を楽しめます。
　

　夏の喧噪も去って落ち着きを取り戻したキャンプ場。
　8日が新月なので、星空キャンプを楽しむには良い週末です。
　宵の明星金星は更に輝きを増してきました。夕暮れの空では三日月と並ぶ様子も楽しめます。
　金星が沈んでしまった後、東の空に目をやると、そこにも一際明るく輝いているのが、-3等級の明るさとなった木星です。
　夜が深まるにつれて夜空を独り占めするように輝く木星に圧倒されそうですね。
　ここで泊まるキャンプ場は「然別湖北岸野営場」、湖面で輝く木星の姿を楽しめるかも。
　　

　去年は5連休となったシルバーウィークですが、今年は月曜日と木曜日に休みが分散してしまいました。
　中秋の名月も平日と重なっては、お月見キャンプは無理そうですね。
　それでも翌日が休日なので、この日も休みを取れる羨ましい人がいるかもしれません。
　24日には金星が最大光度-4.6等となり、夕焼けと宵の空の金星を楽しんだ後、後ろを振り返ればそこには中秋の名月が浮かんでいます。
　こんな風景を楽しめるキャンプ場は東も西も開けた場所です。
　「サロマ湖キムアネップ岬キャンプ場」が良さそうですね。
　

　この日から始まる3連休、そろそろ紅葉のシーズンとなります。
　8日が新月なので今年最後の星空キャンプが楽しめそうです。
　りゅう座流星群（ジャコビニ流星群）が8日から9日に極大となるので、流れ星のおまけが付くかもしれません。
　それに-2.9等の明るさの木星も目を惹きそうです。
　でも、寒さも厳しくなってくるので、焚き火無しでは星空キャンプも楽しんでいられません。
　そこで、焚き火ができて紅葉も楽しめそうなキャンプ場として「白滝高原キャンプ場」をここでのお勧めとしてみました。
　

　いよいよ今年のキャンプシーズンも終わりを迎えます。
　この日が満月なので、今年のキャンプ納めはお月見を楽しめます。
　凛と冷えた空気と銀色に輝く月。良い組み合わせですね〜。
　でも、この時期までオープンしているキャンプ場が少なくなってしまったのが困りものです。
　何処が良いかなと考えて思い付いたのが森町の「緑とロックの広場」でした。
　サイトの前に聳える岩壁が満月に照らされた姿、見ごたえありそうだと思いませんか？