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焼尻島白浜野営場

 
焼尻島白浜野営場

ロケーション 環   境 荷物運搬 (車の場合)

所在地
羽幌町大字焼尻字白浜
料金
無料
開設期間
5月上旬~9月末
問い合わせ先
羽幌町役場:0164-68-7007
最終利用年月
2010年6月
関連ページ
2009日記 ・2010日記 

 

 

バックパッキングの装備を整えて、ようやくこのキャンプ場に泊まることができた。
わざわざ車でこの島へ渡ることは無いだろうから、基本的にライダー、チャリダー、バックパッカーが利用するキャンプ場と言える。
サイトは上と下に分かれていて、天気さえ良ければ当然、上のサイトにテントを張りたいところだ。
海と、焼尻島の海岸線、そして天売島が見渡せて、最高のロケーションである。
下のサイトは見通しが利かないので、風が強い時に避難場所的に利用するか、トイレや炊事場が近くなくては駄目と言うキャンパー向けのサイトである。
港からキャンプ場までは、海岸線の車道を歩けば約2.6キロだけれど、オンコの森の中を抜ければ2.2キロと近道になり、30分ほどで歩ける。
とても気持ちの良い森なので、歩くのが全く苦にならない。
炊事場の建物が大きいのは、その半分が更衣室になっているからだ。一応、この下の海岸が海水浴場になっているので、その着替えのための施設なのだろう。
雨の日にバンガロー代わりに利用できそうだけれど、それはルール違反になりそうなので止めた方が良い。
この海岸にテントを張っても良さそうだが、あまり平らな場所が無いので難しい。
サイトが造成されたのは比較的最近のようで、下のサイトは芝の生育が悪く、土が出ているところが多い。
上のサイトの方は芝(牧草?)の生育が良すぎて、私達が利用した時はその芝も刈られていなくて、テントを張るのにちょっと苦労した。
それと、サイト周りに植えられた樹木は見事に枯れてしまっているが、支柱にロープを張って洗濯物を干すのには役に立っている。
トイレと炊事場の施設はとても綺麗で利用しやすい。
直ぐ隣が牧場になっていて、顔の黒いサフォーク種のヒツジ達が草を食べるのどかな風景が楽しめる。人慣れしていないのか、近づくと逃げてしまうけれど、しばらく滞在すれば仲良く慣れそうだ。
島の人から聞いた話では、ここは星空が素晴らしいそうである。生憎、私達の止まった時はずーっと曇り空だったので、星を見るためだけにでももう一度訪れる価値のあるキャンプ場である。

(写真をクリックすると大きな画像を表示)
焼尻島白浜野営場
上のサイトは最高のロケーション
焼尻島白浜野営場
6月には花に囲まれる
焼尻島白浜野営場
上のサイトからトイレと炊事場を見下ろす
焼尻島白浜野営場
上のサイトへ行くためには、この坂を登らなければならない
焼尻島白浜野営場
離れた場所から見たサイト全景
焼尻島白浜野営場
下のサイト
焼尻島白浜野営場
下のサイトの奥から見た様子
焼尻島白浜野営場
炊事場の前は海からの風を遮れるが眺めは良くない
焼尻島白浜野営場
ここの海岸は海水浴場にもなっているらしい
焼尻島白浜野営場
滞在中に仲良くなれるヒツジ達


北海道キャンプ場情報掲示板より
投稿者:KAZU さん 投稿日:2007/10/10

今年の夏休み(2007.8)、焼尻島白浜キャンプ場で4泊5日のキャンプをしてきました。
17年前に、まだ小さかった子どもたちを連れて焼尻島を初めて訪れてから、その魅力に惹かれ、いつかあの島でキャンプ生活をしてみたいという願いを叶えることができました。
このたびは、夫婦と犬一匹のキャンプでしたが、とにかく、ロケーションが最高です。
海が見下ろせる高台のキャンプ場は、自然そのものに包まれています。のんびりゆったりした時間が流れ、犬も、他のキャンパーの了解が得られるそうなことを確認して、自由にさせることができました。
羊たちが挨拶に来たり、オンコの原生林を散歩したり、海で遊んだり、釣りをしたりと飽きることがありません。
焼尻島のことは、私は「北海道の真珠」と密かに思っています。

投稿者:アサ さん 投稿日:2006/06/28

ヒデさん、こんにちは。

6月24日(土)~26日(月)2泊
天売島の次は焼尻島へ行って来ました。フェリー埠頭から時計回りに緩やかな坂道を約2キロちょっと(徒歩で約40分)離れたところにリニューアルした「白浜キャンプ場」がありました。
サイトは2ヶ所、炊事場に隣接した下段サイトと、少し高い位置にある上段サイトがあります。両サイト共にふかふかの草地でフラットです。
ここは間違えなく上段サイトがオススメです。前面はオーシャンビューで右方向には天売島や黒顔の羊の放牧風景を望むロケーションで最高です!
このキャンプ場は天売に比べたら何倍も快適なところです。

炊事棟には電気がありません、しかしランタンなどを吊るせるアングルが備え付けてありました。蛇口は3箇所、プッシュ式で10秒位持続して水が出ます。
トイレは簡易水洗でトイレットペーパー備え付けでした。電気は人感センサーで点灯するようになってました。(トイレの屋根に太陽パネルあり)

このキャンプ場は炊事棟・トイレはエコロジーな造り、サイトからのロケーションも最高、そして静かで無料でとても気に入りましたよ~(^^)v 

参考までに・・・入浴は「磯乃屋」で宿泊客利用時間外なら350円で入浴可能です。雑貨店は2軒あります。
どちらもキャンプ場から徒歩で約30~40分です。

投稿者:rosehip さん 投稿日:2004/08/24

ヒデさん、こんにちは。
文章が長くなりますが、お許しくださいませ~。

お盆休みの14日~16日の2泊、焼尻島白浜キャンプ場へ行ってきました。昨年行ったかもめ島も忘れがたくどちらへ行こうかと悩みましたが、やはり行った事がないところへ行こうという事になりました。
ちょうど日付が変わった0時頃、家を出発し羽幌へ向かいました。途中オホーツク海の夜明けを眺め、はた万次郎氏の住む下川町を通り(漫画好きなんです)、朱鞠内湖をかすめながら。目標は7時30発のフェリーでしたが、途中どうしてもお互いに眠くなり、1時間仮眠を取った為、羽幌に到着したのは午前8時。しかし、天気も快晴で海風も気持ちよかったので、はぼろバラ園を散策したり、サンセットビーチの岸壁に腰掛け、海に浮かぶこれから向かう2島を眺めながら(心ワクワク)セイコーマートのお弁当を食べました。
今回のキャンプは、羽幌に車を置いて、相方とお互いにザックを背負い、キャスター付きキャリーに荷物を括り付けてキャンプ道具を運搬。小型の便利なキャンプ道具を買うお金の余裕もあまり無かったのでした。ということで七輪を持ち歩く事に(^_^;)
フェリーに乗船する時、タラップが思ったより狭く相方と二人でお互いのキャリーを担ぎ上げました。荷物は手荷物料金が取られるのかなと思い聞いてみましたが、それぐらいなら大丈夫ですよとのことでした。多分キャリーの荷物はお互いに15キロはあったと思います。
午前11時30分出港。乗船後は甲板へ。海風がとても気持ち良く、かもめ達とも戯れ、1時間ほどで焼尻港に到着。港に建っているオロロン鳥の銅像が島へ来た実感をより湧かせてくれます(笑)港から白浜キャンプ場まで海沿いの道、約2.5キロ。歩きました。舗装道路でしたがほとんどが緩やかな上り坂だったので、少々疲れました(汗)。
約1時間かかりキャンプ地に着くと、同じグループらしいテントの集団が2張りでした。少し風がありましたが、とりあえずタープも張りました。キャンプ場すぐ横のトイレは使用出来ないので、約200メートルほど下った白浜海水浴場のトイレと炊事場を使用しました。そちらのすぐ脇の方にはテントが何張りかありました。下の海水浴場の砂浜はテントがびっしり。
その後、夕方まで時間があったので、キャンプ地を起点に焼尻島をグルッと一周約12キロ歩きました。隣りの天売島はもちろん、利尻富士までも見えました。めん羊牧場の羊たち、オンコの荘など、見所はたーくさんありました。途中の商店で発泡酒を1缶づつ買い、飲みながら歩きました(*^^*)歩いていると、過ぎ行くのはレンタカーとレンタルサイクルばかりです。でもやっぱり歩くのが一番いいと私は思いました。景色もゆっくり見られ、より心に強く刻まれたような気がします。夜ご飯は焼肉でした。

2日目、予報どおり天気が崩れました。焼尻上空は青空だったのですが、北海道本土上空は暗雲に包まれ時々稲光が見えました。しばらくすると焼尻にもみるみる暗雲が押し寄せ、強い風と雨、雷になりました。隣りのグループはこの時撤収し、車で立ち去って行きました。キャンプサイトは私たちだけになってしまいました。取りあえず飛ばされたら困るかなとタープを撤収(強い風の中でのタープ撤収は少し大変でした)、雨が当たる一歩手前で間一髪でした(^_^;)。
そのような通り雨も一時的だったようで、小降りになったので天売島へ向かうために、焼尻港へダッシュ(行こうか行かないか諦めかけていたので時間がギリギリに。車の舗装道路よりも、めん羊牧場~散策路を通過する方が焼尻港へもショートカット出来ると思います)。小走りで、30分ほどで港に着き、8時40分発羽幌行に間に合いました。天売島は時々雨がぱらつき雷も多少ありましたが、歩いて島を一周しました。島の西側の海鳥達のコロニーは見ごたえがありました。今度訪れる事が出来た時は夕方のウトウの帰巣を見てみたいものです。
港にあるロンババキャンプ場にはキャンパーは居なかったようです。ここでのキャンプはちょっと考えたくない、ような‥。
焼尻に帰って来て、キャンプ地まで帰るのはやっぱり徒歩(苦笑)天気も相変わらず怪しいので振り出す前に夕飯にしてしまおうと、早速調理。料理が出来た!と思ったらザーッと降り始めたのでテント内での食事となりました。飯盒で炊いたご飯とゴーヤチャンプルー。食べ終わる頃、雨は止み、次第に晴れてきました。夜中は星空が綺麗でした☆

16日、いよいよ焼尻ともお別れの時が近付いてきました。撤収を終えて、港へ歩き出しました。海水浴場近くを通りすぎたあたりで、帯広ナンバーの車の方に声をかけられ、港まで行くのなら乗せていってあげますよと言われ、少し躊躇してしまいましたが、有り難くその好意を受ける事にしました(この方は焼尻が実家だそうで、お盆で帰省中の方でした)。フェリーターミナル横の公衆トイレは島唯一の水洗トイレで、出来た時はしばらく行列が出来ていたそうです(笑)
予定より1時間も早く港に着いたので、おかげ様で出港までのんびり出来ました。その乗せていただいた方に勧められたので、フェリーターミナル横のラーメンを食べてみました。ウニ丼より美味しいからとのこと(笑)確かに最後まで飽きがこなくスープ共々全部食べ飲みきってしまいました。その間にも天候は悪化しかなり雨が強く降ったのですが、フェリー乗船頃(10時発)には青空になり、甲板にて小さくなっていく2島を眺めながら羽幌へ帰ってきました。
なんだか今でも、焼尻・天売の景色が頭から離れません‥。行く事が出来て本当に良かったです。

羽幌からの帰り道、岩尾内湖キャンプ場も立ち寄ってきました。ここも素敵なところですね。これで、無料とは!お盆の終わりの為かキャンパーは少なかったようです。


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