2週間前に突然話が出てきたトナシベツ川の川下り。
ところが、スタート地点へ向かう途中、橋の上から見下ろすトナシベツ川は、そんな心配もよそに澄んだ水が穏やかに流れていた。 スタート地点の羽沢橋に到着し、急な崖をロープを使って河原までカヌーを下す。 |
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川原までカヌーを降ろすのが一仕事 | この高さをカヌーを降ろさなければならないのだ |
今回集まったメンバーは13名。 それは良いのだけれど、ハチはある問題を抱えていた。 カヌーに乗せられたハチは気の毒なくらいに緊張していた。 そんな心配をしていたけれど、瀬の中に入ってもハチは大人しくしていてくれた。 そんなハチを乗せた私達も、緊張しながらのパドリングとなる。 |
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瀬に背を向けるハチ | この写真は余裕が出てきた頃かな? |
去年は増水したトナシベツ川で、波から逃げながら、ひたすらチキンルートを下っていた。 トナシベツブルーを期待してきたけれど、このトナシベツグリーンもまた素晴らしい。
岩壁に流れがぶつかり沈脱者が続発した場所では、その岩壁を避けるような流れになっていた。 その下流の、岩の間に倒木の絡んだ難所も、倒木が無くなって岩の間を通り抜けることができた。 だからと言って、どれも簡単に下れるような瀬ではない。 水の少ないトナシベツ川は、ヌビナイ川と雰囲気がとても良く似ている気がする。 |
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この色をトナシベツグリーンと呼ぶことにした |
忠犬ハチ公の映画を見て感動したと言う外国人に最初に飼われ、その飼い主が帰国することとなってI垣さんが引き取ったらしい。
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自分から流れの様子を見るようになってきた | 落ち着きも感じるようになったハチ |
ハチが怖がるかと思ったが落ち着いた様子だ。 渓谷を抜けると急に空が広くなった気がする
瀬に突入すると、しっかりと足を踏ん張ってバランスをとる。
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山の緑が目に眩しい |
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息を呑む程に美しいトナシベツ川の流れ |
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美しい橋だ | こちらは欄干が木製の橋 |
パドルを握る手にも思わず力が入るが、そのすぐ先で堰堤による静水域となる。
カヌーから降りたハチは、長い時間をかけてシッコをしていた。 その後、車を回収しにいっている間、ハチは死んだように眠っていたとのことである。 2014年6月21日 晴れ時々曇り |
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昔はここを鉄道が通っていたらしい | 五月橋の下は上陸するのに一苦労だ |
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