北海道キャンプ場見聞録
歴舟川下流域マップ
大樹町市街地（大樹橋）～歴舟川河口
| 大樹町市街地の大樹橋からふるさと大橋までは川底が洗濯板のような岩盤になっているので、ちょっと苦労する。 ふるさと大橋のやや下流にも少し波の大きな瀬があるけれど、そこから先には難所らしい難所も無く、ただひたすら海を目指すだけである。 ただ、川原が思いっきり広がり分流も多くなるので、数多い分流のどれを下るかは判断に悩まされる。 まあ、間違えたところで浅瀬にぶつかってライニングダウンしなければならなくなる程度なので、自分の選択が正しいかどうか気楽に楽しむのも面白い。 河口までの間にかかる最後の橋である歴舟橋を過ぎると空が一気に広がるような印象を受ける。 この歴舟橋でも上陸可能だけれど、ここまで下ってきたならば最後はやっぱり海を見て締めくくりたいところだ。 河口に近づいてもまだ瀬が続き水の透明度も殆ど変わらないところが歴舟川の素晴らしいところである。 そして腹に響くような太平洋の波の音が聞こえてくると歴舟川の川旅もいよいよラストを迎えるのである。 大樹橋から河口まで約15km、約3時間程度で下ることが出来る。 |
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