北海道キャンプ場見聞録
歴舟川マップ
清流日本一とうたっている川は道内にも沢山あるけれど、その名称が一番似合っているのが歴舟川であると言うことに反論する人はいないだろう。 日高山脈を源流として、殆ど汚れを知らないままに海へと流れ込む。 河口直前まで瀬が続くほどに傾斜のある川なので、海に出る1キロ以上手前から水平線が自分より高い位置に見えてきて不思議な感覚にとらわれる。 その気になれば源流部から海まで一日で下ることも不可能ではない。 2、3カ所嫌らしい場所があるけれど、それさえ避けれれば初心者でも安心して下れる川である。 ただしそれは水量次第の話で、ひとたび増水すると歴舟川はその表情をがらりと変えてしまうので注意しなければならない。 広大な川原とそこに転がる巨大な倒木を見れば、その恐ろしさが想像できるだろう。 水が増えるのもあっと言う間なので、雨が降っているときのダウンリバーを避けるのは勿論、山の方だけで雨が降っているようなこともあるので注意は怠れない。 ここで紹介している川の様子も、一度の大増水で川筋が全く変わってしまうこともあるので、あくまでも参考程度にしておいて欲しい。(情報は主に2008年に下った時のものを元にしている) |
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