北海道キャンプ場見聞録
我が家のファミリー通信 No.47
道東の旅(釧路湿原編) |
1月下旬になって突然釧路行きを思い立った。 10センチほど積もった道路の雪を除雪し、その後に雪の中からカヌーを掘り出して車に積み込む。 平日なので高速道路の半額割引も適用されず、少しでも節約するため、途中の占冠ICで一旦高速を降りてからまた乗り直し、ETCの通勤割引と昼間割引を両方適用する姑息な技を使う。 沿線には旧白糠線の橋梁など気になるポイントも多いのだけれど、時間を節約するため、今回は第6茶路川橋梁の写真を撮っただけ。 1年前には横を流れる茶路川でタンチョウの夫婦を目撃していた。 出発前の予定通り白糠町のレストランはまなすで昼食にする。 鶴居村では伊東タンチョウサンクチュアリへ。 |
親子のタンチョウが多かった | タンチョウの求愛ダンス? |
大した写真も撮れないままサンクチュアリを後にして、塘路へと向かう。 冬の湿原風景はとても寒々として見える。 |
寒々としたコッタロ湿原 | 展望台を下りる |
その後は、明日の川下りのスタート地点や二本松橋から川の様子を下見する。 去年はここの、二本松の丘の上から夕陽を見ていた。 細岡の展望台は冬の間でも車で近付けるのでありがたい。 風がまともに吹き付ける展望台は猛烈に寒く、私が撮影している間、かみさんは体を温めるために展望台の中をぐるぐると走り回る。 |
釧路湿原を赤く染める夕日 |
細岡展望台に現れたキタキツネ | 夕日を受けてピンクに染まる阿寒の山 |
この日泊まった「とうろの宿」は初めての利用だったけれど、共通のカヌーイストの知り合いもいて話も弾む。 テラスからはそのアレキナイ川が、真っ白な樹氷に包まれた木々の間に見えている。 オーナーからは、暗いうちに宿を出て川の上で日の出を迎えると言う案も出されたが、さすがにそこまでする若さはない。 |
宿で寛ぐ | 樹氷の中を一番電車が走ってきた |
川下りのコースが当初の予定より短くなったので、上陸した時はまだ午前10時半。 それまでの時間を利用して宿で教えてもらった「標茶町郷土館」を見学する。 その後、SL撮影ポイントを探して、再び二本松の方へと車を走らせる。 周辺の湿原は相変わらずエゾシカだらけで、まるでエゾシカ放牧地の様相を呈している。 これで釧路湿原周辺で予定していたイベントを全て終了したので、次の目的地根室へとむかうことにした。 |
SLが通り過ぎるのも気にしないエゾシカ達 |