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手稲ネオパラ(2020/02/07)

朝活パウダー

今冬初めてとも言えるような大雪が降った札幌。
その雪も前日に完璧に片付け終え、この日は自宅から近い手稲ネオパラに朝一番で出かけ、軽くパウダーを滑って昼前には家まで戻ることにした。
朝になって突然言い始めたものだから、かみさんは「一人でどうぞ」と全くそっけない返事である。

もっと早くから登るつもりでいたけれど、朝から雪が降っていて出発を躊躇っていたものだから、登山口に到着した時は既に午前8時を過ぎてしまっていた。
ここの駐車スペースは狭く、先客は3台。
無理をすればもう1台停められそうだったけれど、少し手前に1台分のスペースが除雪してあったので、そこに停めることにする。


1台分のスペースが除雪されていて助かった


既に昨日登った人もいるようで、そこの駐車スペースからも1本のトレースが伸びていた。
何人か分からないけれど、既に今日登り始めている人もいるし、ラッセルの苦労は全くなさそうである。


しっかりとしたトレースがありラッセルの苦労は全くない


途中で1組のご夫婦を追い越す。
到着時には止んでいた雪も再び強く降り始める。
今日は寒そうだからと完全装備で出てきたけれど、思っていたほど気温は下がっていなくて、汗をかいてくる。
できればジャケットを1枚脱ぎたいところだが、この雪ではそれもできない。


雪の降り方が激しくなってきた


トレースの様子からは、昨日も今日もそれ程多くの人は入っていないようだ。
早くも滑り降りてきた一人の男性とすれ違う。
第3斜面まで登ってきたけれど、そこもまだあまり荒らされていない。


第3斜面

 

森の中の斜面をトラバース気味に登っていく。
そこを抜けると第2斜面に出てきた。
記録的に雪の少ない状態が続いていた札幌だけれど、ここ数日の連続降雪と昨日の大雪で、ほぼ平年並みの積雪となる。
第2斜面も笹がほぼ見えなくなって良い状態になっていた。


第2斜面に出てきた


トラックも少なく、これならば気持ち良く滑ることができそうだ。
残念だったのは、良さそうな斜面の一つに登りのトレースがジグザグに続いていることだった。
どうせならば、滑る斜面を荒らさない様に林間を登って欲しいところだ。


そんなに荒らされていない第2斜面


1人の男性が第2斜面を滑り降りていった。
これで多分、先に停まっていた3台の車の人全てを確認できたはずだ。
これ以上斜面が荒らされることは無いので安心して登ることができる。

約1時間40分で第2斜面の上まで登ってきた。
2年前にここを登った時は、同じ時間で手稲ネオパラの山頂まで登っていたけれど、今日は私一人なのでマイペースで登って来られたのである。


ここから更に一登りすると手稲ネオパラ山頂


 

今日は天気が悪くて、山頂まで登っても景色は楽しめそうにない。
この先に第1斜面があるけれど、滑りが一番楽しめるのは第2斜面なので、今日はここまでで登り終えることにする。
山頂までのトレースを見ても、そこを登っているのは1人か2人程度だろう。


太陽の姿も確認できたけれど、これが今日の精一杯の天気だった


今シーズン初めてとも言えるパウダースノー。
上手く滑れるかどうか自信が無かったけれど、数ターンしたところで直ぐに感が戻ってきた。
独特の浮遊感がたまらない。


第2斜面を滑り降りる


登り返して第2斜面をもう1本滑ることも考えていたけれど、天気もパッとしないし汗もかいていたので、このまま滑り降りることにした。
そうすると、第2斜面の途中から第3斜面へのトラバースルートに入らなくてはならない。
楽しい滑りはあっと言う間に終わってしまうのだ。


第3斜面を滑る


第3斜面でも少しだけ滑りを楽しめる。
手稲ネオパラの良いところは、下山は登り返しなしで一気に滑り降りられることである。

登りの時は沢沿いの障害物の多い最短ルートで登ってきたけれど、下山時は途中から林道コースを下りれば、ノンストップの一本道である。
20分で車まで戻って来られた。


この林道はほぼ一定の下り勾配なので一気に滑り降りられる


時間はまだ午前10時半。駐車スペースは満車で、停める場所が無くて困っている人もいた。
明日からは週末なので、もっと混み合うのだろう。
ここはやっぱり、朝早くに来て午前中にササっと滑って帰るのが良いようだ。

 
YAMAP活動日記 


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