北海道キャンプ場見聞録
雨竜沼湿原ゲートパークキャンプ場
ロケーション | 環 境 | 荷物運搬 |
- 所在地
- 雨竜郡雨竜町
- 料金
- 持込テント:無料 南暑寒荘:無料
- 開設期間
- 6月下旬~10月上旬
- 問い合わせ先
- 雨竜町役場:0125-77-2214
- 最終利用年月
- 2009年7月
- 関連ページ
- ・公式ホームページ ・2009日記
雨竜町から尾白利加川、ペンケペタン川沿いをひたすら遡り、途中からは対向車とすれ違うのも大変そうな山道となって、もうこれ以上は進めないような峡谷のどん詰まりまで入り込んだ場所にあるのが、このキャンプ場である。
その雰囲気は、完全に登山基地と言って良いだろう。
受付での申込書も登山届けの様式になっていて、下山時間まで書き入れるようになっている。
ここまで来る人は、キャンプだけを目的にしている人はまずいないだろうし、もしそうだったとしても、せっかくだから雨竜沼湿原までは登ってみたいところだ。
キャンプ場から湿原の入り口までは約1時間、かなり険しい道で、途中では川のように水の流れている場所を横切ることもあり、運動靴で登るのは厳しいかもしれない。
湿原の中に伸びる木道をぐるりと一周するのに約1時間、キャンプ場からの往復で約3時間程度のミニ登山となる。
私がここを歩いた時は、小さな子供連れの方も結構登ってきていたので、ファミリーでチャレンジするのも楽しそうである。
駐車場からサイトへは、ペンケペタン川に架かる橋を渡らなければならないので、荷物運びには少し歩くことになる。
オートキャンプの装備で泊まるような場所でもないので、この点はそれほど気にしなくても良いだろう。
ロケーションとしては、目の前に聳えるデビルズタワーのような岩山が、なかなかの迫力である。
下界の風景も少しだけ見渡せるが、なにせ周りに山が迫っているので、日の当たる時間は平地と比べるとかなり短い。
サイトはほぼ平らだが、水はけが悪そうなので、雨が降ると大変かもしれない。
以前は持ち込みテントト一張り700円、隣接する南暑寒荘は1泊1000円と有料だったが、現在はどちらも無料で利用できる。
これならば、南暑寒荘を利用したくなるけれど、私としては見ず知らずの人と相部屋で寝るよりは、テントのほうが絶対に寛げるのである。
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