天売島ロンババの浜(閉鎖)

天売島ロンババの浜 所在地 羽幌町大字天売
料金 無料
開設期間 5月上旬〜9月下旬
問い合わせ先 羽幌町役場 0164-62-1211
ロケーション
環  境
荷物運搬
宿泊年月 2010年6月6 日

 ここはキャンプ場と言うよりも、キャンプ適地として紹介したほうが良いかもしれない。
 元々は海水浴場で、そこに水道と仮説トイレがあるので、キャンプも可能といった程度なのである。
 その海水浴場にしても、テトラブロックに囲まれた狭い玉石の浜があるだけで、島外の人がわざわざここまで海水浴に来るわけでもなく、島の子供達が夏場に少し泳ぐ程度だろう。
 それでも開設期間が5月から9月となっているので、島の中で唯一キャンプが可能な場所として、貴重な存在である。
 以前は、北海道キャンピングガイドなどでも港の一角がロンババキャンプ場として紹介されていたことがある。
 そこは港の中の資材置き場のような場所で、一般のキャンパーがそこにテントを張るには相当の覚悟が必要だっただろう。
 2009年から今の場所がキャンプ場となったようだが、港の一角と比べたら格段に快適なサイトに変わっている。
 まあそれはあくまでも私の感覚であって、一般のキャンパーにはまだ腰が引ける様なサイトかもしれない。
 直ぐ後ろには崩れ落ちた廃屋や、誰も住んでいない民家があり、そして工事現場に置かれてあるような仮設トイレ。
 でも、私達が泊まった時には古い仮設トイレは閉鎖され、その隣りに簡易水洗の立派な仮設トイレが置かれていた。
 海水浴場なので更衣室用のプレハブも置かれている。雨の時など、緊急避難するのに役立ちそうだ。
 水場は、給水ホースの先に蛇口の付いたものが、木杭に縛り付けられているだけ。
 特筆すべきなのは、シャワー設備が整っていることだ。
 とは言っても、これも木杭に一般家庭用のシャワーが取り付けられているだけ。
 暑くて汗をかく季節には、これでも十分にありがたい施設である。
 私達が泊まった時はずーっと霧がかかっていたけれど、晴れていれば、消波ブロックが少し目障りだけど、目の前に見える焼尻島の姿が美しいだろう。
 港からも近く、フェリーが目の前に見えてから乗り場に向かっても十分に間に合う。
 買出しも港近くに商店があるので便利である。
 天売島に泊まるのならば、何十万羽のウトウが餌を咥えて夕方にその巣へ戻ってくる様子を見ておきたいところだ。(5中旬月〜7月下旬)
 島のバス会社がウトウウォッチングツアーをやっているので、予約をすればキャンプ場から坂を上がった場所にあるパークゴルフ場まで迎えに来てくれる。
ここに2泊もすれば、天売島の隅から隅まで回ることができるだろう。
※2018年よりここはテント設営禁止となり、近くの「海の宇宙館」の裏を利用することになったようである。

関連ページ ・2010日記 ・2012日記



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天売島ロンババの浜 天売島ロンババの浜
港が直ぐ近くなので便利はよい 後ろには崩れ落ちた廃屋、左のプレハブは更衣室
天売島ロンババの浜 天売島ロンババの浜
砂利道が横切っているけれど、車が通ることはなさそうだ この磯舟がサイトのアクセント?右端が新しい簡易水洗の仮設トイレ
天売島ロンババの浜 天売島ロンババの浜
更衣室のプレハブの上に投光器があるので、この下だけはとっても明るい これが海水浴場 (^_^;
天売島ロンババの浜 天売島ロンババの浜
坂の上から見下ろしたサイト全景 フェリーからサイト付近を見た様子
天売島ロンババの浜 天売島ロンババの浜
シャワーがあるところが海水浴場らしい 何とも質素な水場

北海道キャンプ場情報掲示板より
投稿者:アサ さん 投稿日:2006/6/27

ヒデさん、こんにちは。

6月23日(金)〜24日(土)1泊
天売島で一箇所しかないキャンプ適地で野営してきました。ここはキャンピングガイドを見ていて覚悟して行ったので驚きませんでしたが案の定漁港の一画でした。
サイトは凸凹で草が生えているところがテントサイトです。水はけが悪く所々に水溜りがあったり、ぬかるんでたりとけして良い状態のサイトとはいえませんでした。
正直言って、現場の土場に草が生えてる感じと思ったほうがいいでしょう。
広さはテント10張り程度で限界かもしれません。そしてこの狭いサイトの中にテーブルベンチが二つ置かれています。

トイレはイベント会場などにあるような仮設トイレが2棟あります。ここでは常設トイレというのでしょうか・・・でもトイレットペーパーが設置されていて毎日清掃もされていました。
水場は1箇所あります。蛇口は常にねじっていないと水が出ないので洗い物をするにはちょっと大変です。バケツか人が2人居ると便利かも。水は不安でしたが飲用はOKのようです。

音的には最終便のフェリーが出たら港のお土産やさんや、食堂が閉店して17時頃には人気がなくなり静かになります。しかしここは漁港、夜明けとともに漁船のエンジン音で賑やかになります。続いてサイトの隣の作業現場の音で朝は落ち着いて寝ている場合ではない状況になります。
このキャンプ適地で野営するならば早寝早起きが鉄則かもしれません!

天売島には公衆浴場がありませんが「島の宿・大一」で入浴可能らしいです。

余談になりますが天売島について・・・
島の周囲は約12キロ、徒歩で約10キロの道のりを3時間程度で一周できます。
この島でのメインは赤岩展望台の「ウトウウォッチング」、これはとても見ごたえがあります。大人1人1000円で送迎あり。

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