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知床国立公園羅臼温泉野営場

 

ロケーション 環   境 荷物運搬

所在地
羅臼町湯ノ沢町
料金
管理運営負担金:1人300円
開設期間
6月中旬~10月中旬
問い合わせ先
羅臼町役場:0153-87-2126
最終利用年月
2012年10月
関連ページ
2012日記 ・公式ホームページ

 

 

無料で泊まれた頃には、北海道の中でライダーの聖地の一つとも言われていたキャンプ場である。
現在の状況がどうなのかは分からないが、区画割されたサイトの大きさから言ってもファミリーの大型テントを設営するのはちょっと厳しく、ソロキャンパーの利用が大半なのは確かだろう。
ここのキャンプ場の一番の魅力は、有名な熊の湯が道路を挟んだ向かい側にあることだ。
昼間も夜も人の絶えない人気の露天風呂で、勝手に水を入れると地元の人に怒られる等と言われているが、ここのキャンプ場に泊まるのなら是非入ってみることをお勧めする。
サイトは駐車場の上と下で二か所に分かれている。
駐車場からの高低差もかなりあるので、荷物を運ぶことを考えると何となく下のサイトを選んでしまいそうだ。
でも、帰りは逆に上まで上げなければならないので、結局はどちらを選んでも同じなのである。
個人的には上のサイトの方が、樹木も多く地形に変化もあって好みである。
サイトは、丸太で仕切られたテント床にそれぞれ番号がふられている。概ね一つのテント床に2区画が割り当てられているが、ソロキャンパーには十分な広さ、ファミリーキャンパーにはテントを張るだけで精一杯と言うところだろう。
場内には普通にシカがうろついている。勿論、混雑期にはそんなことはないだろうが、場内に数組しかキャンパーがいない様な時には、人間の方が小さくなってしまいそうだ。
自然度の高いキャンプ場なので、当然クマの出没も心配される。
一応キャンプ場は電気柵で囲われているけれど、シカが自由に出入りしているくらいなので、食べ物の処理などは注意した方が良いだろう。
このキャンプ場で画期的だと思うのは、すべてのサイトに焚き火用の炉が作られていることだ。「テントサイトに焚き火用のスペースは欠かせない」そんなコンセプトで作られたのだろうか。ここまで徹底しているキャンプ場は、道内でも数少ない。
ただし、コンクリートのたたきに太い鋼材が五徳の様に取り付けられた炉は、焚き火用としてはいささか使いづらい気がする。焚き火を煮炊きに使うのには適しているだろう。
観光地の中の人気キャンプ場と言う部分ではマイナスになるけれど、周辺の環境、サイトの作りなど、キャンプ場としての総合評価は私の中では北海道の中でもベスト5には入るキャンプ場である。

(写真をクリックすると別画面に大きな画像を表示)

駐車場の上のサイト、炊事場が見えている

高低差を利用してテント床が配置されている

一番山側のテント床から炊事場付近を眺めた様子
 

こちらも山側のテント床
右側の茂みには熊避けの電気柵が張られている

駐車場の下のサイトは
平らな場所にテント床が密集している

別の角度から下のサイトを見た様子
 

テントの隣で鹿が普通に草を食んでいる

人間よりも鹿が主役である

焚き火スペースがありがたい
  

左の建物がトイレ、この奥に上のサイト、中央は管理棟
この右下に下りたところに下のサイトがある


北海道キャンプ場情報掲示板より
投稿者:kenjiの姫 さん 投稿日:2006/07/17

7月12日~15日 (3泊)で利用しました。

初めての知床遠征に選んだのがここです。
ウトロの自然の村にせず、こちらにしたのは、無料の温泉があるのと利用料が安いから。
最初に到着したのが12日の朝9時前で、常連さんたちのテントが並び、駐車場にはなにやらサロン的な雰囲気がムンムンでちょっとビビリましたが、管理棟から左側のフリーゾーンには、ライダーさんたちのテントが数張り。迷わずこちらに設営しました。
設営直後は雨でテントの中にこもりきりでしたが、夕方雨もやんで向かいの熊の湯に入ってきました。女性の浴槽がきちんと区切られているので安心して入浴ができました。 熱いと噂の湯ですが、私は許容範囲。
翌日は、ウトロ側に早朝移動して羅臼岳アタックしてきました。楽しかった~。
到着した時は、なんだかな~と思っていたのが、だんだんとこのキャンプ場が気に入ってきた理由を考えてみたら、夜の静けさにあったようです。
灯りもなく、周りのテントや駐車場も午後8時すぎくらいから、し~んと静まり返ります。
ざわざわした雰囲気がなくて気分よし。 滞在中ず~っとそんな雰囲気でした。
また行きたくなるキャンプ場です。 利用料は、清掃協力金の形で1人1泊300円ですが、連泊割引有のようです。

投稿者:rosehip さん 投稿日:2004/11/01

ヒデさん、みなさん、こんにちは。
30日(土)~31日(日)
気候の穏かな週末、今年最後になるかもー?と思い、キャンプへ出かけてきました。
途中、らうす道の駅で、前から気になっていたガザエビというエビと(子持ち含み八尾で400円位)、珍しいサクラマスの干物(1枚500円)があったので購入。
羅臼方面は先日、雪が降ったようでしたが、その後の暖かさでだいぶ融けたようです。キャプサイトも日陰や窪みに一部雪が残っていた程度で、芝は乾いていました。
テントは、フリーサイトに入って奥側の、温泉に下りていく階段に近い場所で、大きな松の木の近くに設営しました(昨年秋もここへ来たのですが、ほぼ同じ近辺に)。
キャンパーは私たちの他に、女性ソロキャンパーと、朝と晩駐車場へ現れた水戸ナンバーの車の夫婦(駐車場泊‥?)、以上3組でした。
場内に相変わらず鹿はウロウロしており、キャンパーより多く‥。
次第に暗くなり、炊事場も自分たちでスイッチを入れない限り点かず、トイレや駐車場の明かりも遠く、真っ暗に。温泉に下りていく階段の上の水銀灯だけはずっと点いていました。夜は星空が広がり、次第に月が昇り始めました。場内に落ちている枝を広い集めて、食事後は七輪で焚火をしましたが、枝がだいぶ湿っていて、火が点くまで多少時間がかかりました。先日の雪の影響でしょう。
残す楽しみは、温泉「熊の湯」。訪れる人は夕方から多くなり、ひっきりなしに車の音が。9時前頃、人混みも落ち着き、やっと入りに行く事が出来ました。男湯はそれでも絶えず人が来ているようでしたが、女湯は先客が帰った後はすっかり貸切状態となり、のんびりできました(女湯の方が水を入れやすい環境なんだと思います。相方曰く、すごく熱いのに今日はぬるいなーと言って入っているオヤジさんが居た、と‥)。
体もポカポカになり、速やかに就寝‥。
翌朝、予想気温は高めといえども、やはり寒さで目が覚め、まだ月が輝く4時半頃、温泉へ。女湯は貸切状態。男湯は2、3人位は絶えず来ていたようです。天気はあいにく朝方から曇り始めましたが、それでも霜がおりるほど気温は下がらず、10月最後の季節としては、暖かい気候に恵まれて、いいキャンプだったなと思います。
帰りに近くの間欠泉を見てみようと立寄りましたが、1時間置き位でしか見られないらしく、諦めました(^_^;)

土曜日、キャンプ場に向かう途中、羅臼町立林間広場キャンプ場にも立ち寄ってみました。キャンパーは誰もいませんでした。キャンプ場手前で、「10月中旬頃、熊の目撃がありました」と看板も立っていたので、寂しい感は増すばかり?でした(^_^;)

余談ですが、10月始めには、中標津の緑ヶ丘森林公園(キャンプ場もあり)で熊の目撃情報がありました。公園へ山ブドウ採りに来ていた人が、目撃したそうです‥。その後熊は発見されず‥。無事に山へ戻った事を願います。

投稿者:赤ビートル さん 投稿日:2004/10/01

9月21日(火)~23日(木)2泊3日
天候 : くもり → 雨/くもり → 快晴

道東遠征4箇所目はウトロから羅臼に移動。「熊の湯」としてライダーに知られる有名なキャンプ場に2泊しました。

羅臼温泉野営場はR334知床横断道路の峠を越えた羅臼側で、国道から僅かに入ったところにあります。Pの前に無人の管理棟があり左右にそれぞれ100mほど進むとそこがサイト。

Pから見て右側に少し下ったところがファミリーテントも設営できる広さのテント床のある通称「ファミリーゾーン」道外から来ている年配の方々が多く毎年の常連さんもいるようでした。←この集団、Pまで溢れ、年配車中泊型長期滞在の通称オートキャンパーまで巻き込み一大コミュニティを形成しており接するには勇気がいるかも・・・。

赤ビ~トルが設営したのはPの左側を100mほど緩やかに登ったところにあるサイト。通称フリーゾーン。こちらも全てテント床となっていますが区画も大きくなくテントとタープ別々の方には狭いかも。主にライダーやチャリダーが利用している模様。このサイト、中央の炊事場をぐるりと見下ろし囲むように、すり鉢状にテント床が設けられており、ボクらが設営した床は南に面しており正面には羅臼の山並みが見えます。
深い森の中にありながら開けた空から山が見え日当たりも良く炊事場は真下。とてもいいコンディションでした。

札幌からの旅の疲れを癒すには丁度良い空間で知床の5つあるキャンプ場の中で一番気に入りました。懸念していた横断道路からの通行音も昼間は聞こえますが夕方以降はめっきり減り、夜はまったく聞こえなくなります。外灯もひとつだけで炊事場の電気も夜は手動で消せます。トイレは広く清潔な簡易水洗でこれで無料とは驚きです(注)赤ビ~トル評価☆5-♪買い物は羅臼町内のスーパー杉本を利用。魚は安いのですが肉はイマイチ。

雨の日が一日あり、休息の日をつくりまったり。隣り後ろで長期滞在しているチャリダーと仲良くなり楽しい一時を過ごせました。このライダーなんと!こねたパンを拾った薪で焼いて作ってご馳走してくれました。満月に近く星が見れなかったのが残念。数日前まで羅臼祭りが開かれており、ここも凄い混雑していたようです。横断道路をウトロ側から走ってくると素晴らしい景色の連続で圧巻!感動しました。

温泉情報:熊の湯 ご存知有名無料露天風呂。国道を渡った目の前にありキャンプ場から徒歩でいけます。泉質はアルカリ性?肌がつるつるに♪しかし熱い!熱すぎる!、が、地元の常連漁師の目が怖く薄められな~い(ToT) こっそり真夜中に貸切で入浴。ほっ♪

温泉情報:セセキ温泉 「北の国から」で有名になった羅臼の海沿い、浪打ち際につくられた個人所有の無料温泉。満潮時には入れない。当日は管理している漁師が留守で入れなかった。無断で入浴している輩もいるらしい・・・

温泉情報:相泊温泉 セセキ温泉のすぐ先にある無料露天風呂。台風の影響で屋根が吹き飛んでしまい本来なら男女別に囲いがあるのだが今は湯船のみの混浴状態。羅臼の潮の香りの中、いいお湯でした。観光客にたっぷりヌード見られました(^0^; なかなかいいお湯加減です。

温泉情報 羅臼温泉「ホテル峰の湯」500円で日帰りできてキャンプ場からも近く利用価値大。泉質も抵抗無く洗い場も広く使い易い。シャワーも源泉なので出しっぱなしにしてないと最初は熱い。

(注)有料化の話しが出ているそうで来年からかも。


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