北海道キャンプ場見聞録
エゾシカに囲まれて知床キャンプ
羅臼温泉野営場(10月5日〜7日)
10月あたまの3連休。前後に休みも取れそうなので、今年初めてのキャンプ旅行へと出かけることにした。 そうして5日の朝7時前に自宅を出発。 同じ建物の2階にある埋蔵文化財センターは有料なので、1階の無料部分だけを見学する。 |
時間があればもっとじっくりと見たい展示だ | 映像の中に入ってみました |
その後、遠軽から端野を経由して美幌で昼食にする。 その後、東藻琴の乳酪館でチーズを購入。 途中で斜里町の「天に続くみち」に寄り道する。 現地には手作り風の木製の展望台が建っていた。 |
曇り空では天に続く道の魅力も半減だ |
天に続くみちを後にして、その近くのメーメーベーカリーというパン屋に立ち寄る。 パン屋から出た後は、この日の宿泊予定地である羅臼温泉野営場まで一気に車を走らせる。 ここのサイトは、駐車場から下がったところと登ったところの2か所に分かれている。 今回のキャンプでは山用装備も準備していたが、ここでは2泊する予定なので、オートキャンプ用装備を使うことにした。 設営が終わったところで、ウトロのコンビニで買った地ビールで乾杯。 さすがに知床のキャンプ場だけあって、野生動物の気配は濃厚である。 一息付いたところで、受付のお姉さんが「絶対に入った方が良いですよ」と勧めてくれた「熊の湯」へと入りにいく。 熊の湯のお湯はとても熱く、勝手に水を入れると地元の人から怒られるとの話を聞いていたが、その話通りの熱さだった。 私がテントまで戻ってくると、先に出ていたかみさんが一人で焚き火を始めていた。 夕食は白滝のパーキングで買ってきた、お豆たっぷりの炊き込みご飯。 翌朝の場内はまさにエゾシカ牧場の様相だった。 我が家のテントのすぐ隣にまで近づいてきた鹿は、ご丁寧に小便までしていってくれた。 |
テントの隣で小便までしてくれた | 炊事場の回りにもエゾシカが |
場内に朝の光が射し込んできた。 知床紅葉ウォークの受け付けは午前7時15分からなので、準備を整え、午前7時前にキャンプ場を出て開会式会場の羅臼の道の駅へと向かった。 (この後の知床紅葉ウォークの様子はこちらへ) |
羅臼川の向こうに羅臼岳が見える | 海岸の柵の前で記念撮影 |
羅臼からウトロの知床自然センターまで、28キロを歩き終えて、午後2時15分のバスに乗って羅臼まで戻ってきた。 食事は、街の中の居酒屋に目星を付けていたけれど、道の駅の2階に入っている知床食堂の方がリーズナブルそうなので、そちらで食べることにする。 家から持ってきた残りの薪で焚き火を始める。 翌朝は夜中の雷雨が嘘のように穏やかな青空が広がっていた。 山間のキャンプ場にもかかわらず、朝日が射してくるのは意外に早かった。 |
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