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スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド
（旧ポロシリ自然公園オートキャンプ場）

ロケーション

環　　　境

荷物運搬

所在地: 帯広市拓成町
料金: フリーサイト：1張800円　オートサイトA(電源無し）：1区画1800円　オートサイトB（電源有り）：1区画3000円　トレーラーサイト（電源無し）：1区画1800円　※各サイト共リサイクル料金＋400円
積雪期：フリーサイト1区画3000円
開設期間: 通年（積雪により通常運営できなくなったら冬季運営に変更）
問い合わせ先: 現地管理棟：0155-60-2000
最終利用年月: 2013年9月
関連ページ: ・2013日記　・公式ホームページ

このキャンプ場は、十勝幌尻岳の直ぐ麓に位置している。
しかし、キャンプ場自体にそんな山深さは感じない。
キャンプ場の隣を流れる戸蔦別川までは十勝の広大な畑作地帯が広がっているので、そこを車で走ってきても、そんなに山奥までやってきたような気分にはならないのである。
ところが、戸蔦別川に架かる橋を一旦渡ると、そこから先はもう日高山脈の深い山へと繋がる森の一部となるのだ。
そんな環境に位置している割には、何の変哲もない何処にでもあるようなオートキャンプ場である。
そこでガッカリしてしまうか、或いは安心してテントを張れるか、キャンパーのタイプによって受ける印象はがらりと変わってしまいそうだ。
でも、私はそれがこのキャンプ場の魅力なのだと思う。
手入れの行き届いた芝生のサイトで快適にキャンプをしていても、そこは実は日高山脈の奥懐に抱かれた場所である。
どんどんとイメージを外に広げていけば、何の面白味のないサイトでも、豊かな自然に囲まれたサイトに感じられてくるだろう。
そんな場所で、施設の整った快適なキャンプができるのだから不満はない。
ちょっと残念なのは、キャンプ場と戸蔦別川の間は河畔林が茂っていて、川とサイトとの繋がりが感じられないことである。
少しでも良いから、サイトから川が望めたら、もっと素晴らしいキャンプ場になっていただろう。

最近はスノーピークが指定管理者となってキャンプ場の名前も変わったようだ。
サイト自体に変わりはないが、一番大きく変わったのは通年営業になったことだろう。
以前の営業期間が6月～9月だったことを思うと、これは喜ばしいことである。
その気になれば雪中キャンプも可能であるが、さすがの私も十勝の寒さの中で雪中キャンプにチャレンジする気にはなれない。(笑)