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しらおい森野オートキャンプ場
2017年より閉鎖

森野オートキャンプ場 所在地 白老町森野
料金 宿泊料 大人600円、小人400円
オートサイト料 小1000円、中1600円、大2000円、電源付きサイト1泊600円
フリーサイト料 1張り600円、ライダー100円
開設期間 4月27日〜10月末
問い合わせ先 080−5722−5151管理人直通
ロケーション
環  境
荷物運搬
宿泊年月 2013年10月 

 ここのキャンプ場の原形は、一人のおじいちゃんがコツコツと手作りで作り上げたものである。
 そのおじいちゃんが亡くなられてキャンプ場も閉鎖されてしまったのだが、その後、おじいちゃんの遺志を継いでキャンプ場を経営してくれる方が現れ、キャンプ場が再開されたのである。
 北海道の公営キャンプ場が次々と閉鎖されていく中で、この様な民営のキャンプ場は本当に貴重な存在と言える。せっかく灯ったキャンプ場の火は消してはならないのだ。

 ここのキャンプ場の一番の魅力は、場内の樹木だと思う。
 キャンプ場を作る前の状態がどうだったのかは分からないが、もしも今と同じ樹木の状況だったとしたら、それに合わせて見事にサイトを配置したものだと感心させられる。
 サイトの隣に1本の樹木が有るのと無いのとでは、テントを張った時の快適さは全然違ってくるのだ。
 昔は砂利の採取場にでも使われていたのか、このサイトから5mくらい下がって平らな土地が広がっている。
 このおかげで、樹木に囲まれたサイトでも、見晴らしの良い快適な空間となっているのである。

  それぞれのサイトは丸太で囲われた土のテント床である。
 土のテント床では、雨の後ではテントが汚れて大変そうに感じるが、我が家が利用した時は雨が続いた後にもかかわらず、そんなことは全くなかった。
 水はけが良いのか、固く締まっていて雨水が表面を流れてしまうのか、緑色の苔に覆われた土のサイトはしっとりと湿って、とても快適に利用できた。
 道道白老大滝線がキャンプ場の直ぐ隣を通っているのがここの唯一の欠点だが、交通量の多い道ではないのでそれ程気にはならない。
 奥の方のサイトでは、谷底から聞こえてくる白老川の水音でが車の通行音もかき消してくれる。

  サイトから下がったところの大きな広場は、以前の管理人さんは庭園にしようと考えていた様子がうかがわれる。
 今の管理人さんも、さすがにそこまでは手が回らないようで、その庭園も草に埋もれつつある。
 一部はサイトとして使えるようにしているみたいだが、下の広場は全体的に水はけも悪く、雨が多い時は大変かもしれない。
 管理人さんご夫婦は、自分達でもコーギーを飼っているからなのか、サイトの一番奥にドッグランを作っている。
 犬連れキャンパーにはありがたい施設だが、我が家のフウマがまだ生きている頃ならば、そんな柵に囲まれたドッグランよりも、下の大きな広場で自由に遊ばせてやりたくなったことだろう。

 豊かな自然に囲まれた中で快適なオートキャンプができるお勧めのキャンプ場である。それともう一つ、ホロホロ山に登る時のベースキャンプとしても利用価値のあるキャンプ場である。。

関連ページ
  ・2000日記  ・写真集 ・2013日記 ・ホームページ



森野オートキャンプ場 森野オートキャンプ場
 木立に囲まれ良い雰囲気のサイト  一方が低くなっているので眺めがよい
森野オートキャンプ場 森野オートキャンプ場
 この辺りも良い感じだ  この奥に道道が通っている
森野オートキャンプ場 森野オートキャンプ場
 それぞれのスタイルでキャンプを楽しむ  オートサイトから一段下がった部分
森野オートキャンプ場 森野オートキャンプ場
 以前のオーナーはここを庭園にするつもりだったらしい  この辺りがフリーサイトになっている
森野オートキャンプ場 森野オートキャンプ場
 一番奥にはドッグランが作られている  簡素な水場

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