北海道キャンプ場見聞録
十三年ぶりの森野キャンプ
森野オートキャンプ場(10月13日〜14日)
苫小牧は、我が家にとってあまり馴染みのない町である。 そして港までやって来た。 そうして、今回の宿泊地森野オートキャンプ場を目指した。 雨が小降りになったところで再びキャンプ場に向かうことにしたが、何のことは無い、駐車場のすぐ隣が森野オートキャンプ場だったのである。 何時もならば少しでも早くキャンプ場入りして良いサイトを確保するのが我が家のパターンである。 まずは管理棟で受け付けをする。 中に入ると、挨拶をする前から管理人さんから「お待ちしていました」と声をかけられた。 雨の後なのでテント床の状態が気になっていたけれど、固く締まった赤土の表面には年月の経過を感じさせるように緑色の苔が生え、しっとりと湿って、良い感じになっていた。 今回はかみさんが大きいテントで寝て、私がこのNEMOを使うことにした。 天気は相変わらず不安定で、時雨模様の雨が降り続けている。 |
日が射してくるとキャンプ場に虹がかかる |
上空に青空が広がってきたところで、場内を少し歩いてみる。 そんな若い管理人さんを応援したくて、もっと早くに再訪しよと考えていたが、去年は雨に阻まれ、今回ようやく訪れることができた。 |
混雑期はここにもテントが張られるのだろう | 奥の方は草に埋もれつつある |
以前ここに泊まった時は、キャンプ場の隣を流れる白老川まで下りて行った記憶が残っていた。 テントに戻って焚き火を始める。 しつこく降り続けていた雨もようやく上がって、上空には上弦の半月を過ぎたばかりの月が浮かんでいた。 我が家のメインディッシュはダッチオーブンで作る豚ヒレのトマトソース煮込み。 管理人さんからもらった白老牛ハンバーグも、かみさんがちょっと手を加えてくれて、これもとても美味しかった。 何時もの様にワインを1本空けたところで就寝。 そんな音を時々聞きながらも、ぐっすりと眠って朝を迎えた。 少し寝坊したので、テントから出た時は既に日が昇ってくる間際だった。 朝日を浴びながら、焚き火台の薪に火を付け、朝のコーヒーを味わう。 天気予報では、3連休の中で天気が良さそうなのは最終日だけ。 気持ちの良い朝を楽しみすぎて、キャンプ場を出発した時は午前7時半を少し過ぎてしまっていた。 |
朝の日射しが心地良い | 朝日が一斉にサイトを照らす |
ホロホロ山に登り、あまりにも良い天気だったので隣の徳舜瞥山にまで足を延ばし、キャンプ場に戻って来た時は12時半を過ぎてしまっていた。(登山の様子はこちら) もしもフウマが生きていれば、管理人さんの愛犬さくらちゃんと、このドッグランで一緒に遊ばせてあげたかった。 管理人さんとさくらちゃんにお別れの挨拶をして、キャンプ場を後にする。 帰り道、白老の市街地にある山菜料理の店「グランマ」で昼食を食べる。 |
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