北海道キャンプ場見聞録
沼田町ほたるの里オートキャンプ場
いこいの森公園キャンプサイト
ロケーション | 環 境 | 荷物運搬 |
- 所在地
- 雨竜郡沼田町字幌新
- 料金
- ゴミ処理料:1サイト200円、いこいの森公園キャンプサイト:2650円(2100円)、フリーサイト:中学生以上500円・小学生以下300円、プライベートカーサイト3150円(2100円)、キャンピングカーサイト5250円(3150円) ※( )内は繁忙期以外の料金
- 開設期間
- 6月1日~9月30日
- 問い合わせ先
- 現地管理棟:0164-35-1166
- 最終利用年月
- 2009年7月
- 関連ページ
- ・公式ホームページ(オートキャンプ場) ・公式ホームページ(いこいの森) ・2009日記
ほたるの里フリーキャンプ場(沼田町勤労者野外活動施設キャンプ場)
このキャンプ場は大きく三箇所に分かれていて、それぞれ別のキャンプ場として紹介されていることもある。
私が利用したのは、この中のほたるの里フリーキャンプ場(勤労者野外活動施設)である。
オートキャンプ場が作られる前は、ここが本来のキャンプ場だったのが、オートサイト完成後は夏の混雑時期にだけフリーサイトとして開放している。
全体が緩やかな傾斜地となっているが場所を選べば平らな部分もある。炊事場とトイレ(一応水洗)があるだけの昔ながらのキャンプ場の雰囲気である。
ほろしん温泉裏手の公園の一番奥に位置しており、温泉に入ったり、ほたるの観察場所へ行くには、オートキャンプ場よりもこちらの方が便利である。
開設期間中はホテルの駐車場奥に臨時の受付が作られている。
今後もここをフリーキャンプ場として利用を継続するかどうか、はっきりとしていない部分もあるようなので、どうしてもここに泊まりたいときは、事前に問い合わせた方が良い。
いこいの森公園キャンプサイト
本来のオートキャンプ場からやや離れて、幌新ダム堤体の下にいこいの森公園キャンプサイトがある。
ここはオートサイトではないけれど、区画割されていて車も直ぐ横に停められるので、オートサイトとほとんど変わりは無い。
繁忙期以外の料金はオートサイトと同じだけれど、ロケーションやサイトの使い勝手はオートサイトよりはかなり劣っている印象だ。
それなのに何故こちらに泊まっている人がいるのだろうと不思議に感じたが、こちらのサイトがペット可になっていることを知ってようやく合点がいった。
以前はペット連れキャンパーは完全にシャットアウトしていたので、それと比べれば進歩したと言えるかもしれないけれど、何だか隅の方に追いやられているような気がしないでもない。
ここに隣接してフリーサイトがあり、オートキャンプ場のフリーサイトとはこの場所のことを指している。
トイレや炊事場の利用は、橋を渡っていこいの森公園キャンプサイトまで行かなければならず、サイトは傾斜していて、ロケーションもパッとせず、はっきり言って利用価値の無いフリーサイトである。
傾斜地の一番奥の小高い場所が、やや平らになって、トイレや炊事場など近くになくても気にしないような孤高のキャンパーがひっそりと野営するには良い場所かもしれない。
受付はどちらもオートキャンプ場の管理等ですることになる。
本来のオートキャンプ場の方は、入り口からはファミリーロッジ前のキャンピングカーサイトしか目に入らない。
随分空いているな~と思って中に入っていくと、そこから一段下がった場所がプライベートカーサイトになっていて、そちらにはびっしりとテントが立ち並んでいた。
幌新太刀別川が横を流れ、自然の地形を生かして造成されたサイトはなかなか落ち着けそうな雰囲気である。
私がここの様子を見に来た時、川に面した私好みのサイトがあったけれど、何故かその付近には誰もテントを張っていなくて、ロッジに近い場所に集中してテントが張られていた。
受付で強制的にサイトを指定された結果なのか、それともキャンパーの方が敢えて集団の中にテントを張ることを選んでいるのか、どちらにせよ私にはそれがとても奇異に思えたのである。
川岸は親水護岸になっていて、子供の水遊びもできそうだが、雨が多いせいなのかこの時の川の水は茶色く濁っていて、中に入りたくなるような雰囲気ではなかった。
我が家がここに泊まった目的は蛍を見ること。
7月上旬から8月上旬にかけて、夜の8時頃から1時間ほど、暗闇の中に乱舞する蛍の神秘的な光を楽しむことができる。
特に7月下旬頃が一番多く飛ぶ時期なので、どうせ泊まるのならこの頃を狙って行きたいところである。
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