北海道キャンプ場見聞録
はまなす交流広場キャンプ場
ロケーション | 環 境 | 荷物運搬 |
道の駅「マリーンアイランド岡島」のちょうど裏手に位置するキャンプ場である。
無料で利用できるオートサイトということで、結構人気のあるキャンプ場だ。
私が初めてこのキャンプ場に寄ってみた時は、その独特の雰囲気に思わず腰が引けてしまった。
現在は閉鎖されてしまった富良野の鳥沼公園キャンプ場の雰囲気と言うのか、オートキャンプのできる鳥沼公園と言った印象を受けたのである。
ブルーシートを張ったり、サイト内にアンテナを建てたりと、一目で長期滞在者と分かるようなキャンパー。停められているキャンピングカーやワンボックスカーは全て道外ナンバーである。周りに布団がずらりと干されていたりして、如何にも長期で北海道を回っているという感じで、生活臭さが漂ってくる。
サイトの作りも、丸い芝生広場を中心に放射状にサイトが配置されているので、何となくキャンパー全員が真ん中に向き合ってご対面することになってしまう。
海側のサイトを確保できれば海の景色を眺めて過ごすことができるので、まだ我慢できそうだ。
キャンピングカーの人達には便利なキャンプ場なのだろうが、私たちのようなテントキャンパーにとっては無理して泊まる必要の無いキャンプ場である。
もっとも、仕事をリタイアしてのんびりと北海道を回っているようなキャンパーが沢山集まっていそうなので、そんな人達と交流したいと言う人には面白いキャンプ場かもしれない。確かにキャンプ場の名前も交流広場となっている。
このオートサイトだけではなく、駐車場の周りや炊事場の隣等にもテントを張ることができるし、駐車場から一段下りたところに広大な芝生広場があり、そこもテント設営可能である。
ここはオートキャンプ場のフリーサイトと言ったところだが、この芝生広場も車が乗り入れ可能なので、こちらの方が自由なオートキャンプを楽しめる。
ただし、トイレは道の駅の隣のイベント広場にしかないので、オートサイトになっているところからでも結構歩かなければならず、この芝生広場からでは道の駅のトイレまで行くのと大して変わらないくらいに遠いのが難点だ。
そんなことはあるものの、これだけのが施設が無料で利用できるのだから、枝幸町には感謝したい。
一般的なキャンプ場は、秋になると利用者が一気に少なくなるのが普通だけれど、ここはサケ釣り目的のキャンパーで秋の方が賑わっているようだ。
オートサイトは6区画しかない
キャンピングカーの利用者も多い
海に隣接して眺めも良い
正面の建物が炊事場、この左がオートサイトで
右へ行くと広大な芝生広場
海の眺めが一番良いのは、炊事場の隣辺りだ
こちらが車乗り入れ可能な芝生広場
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