北海道キャンプ場見聞録
あかんランド丹頂の里
ロケーション | 環 境 | 荷物運搬 |
- 所在地
- 釧路市阿寒町上阿寒
- 料金
- 持込テント:1張750円 持込タープ:1張750円 バンガロー(5人用):1棟5400円(7月8月は7010円)
- 開設期間
- 4月下旬~10月中旬
- 問い合わせ先
- 現地管理棟:0154-66-3810
- 最終利用年月
- 2014年5月
- 関連ページ
- ・2014年日記 ・公式ホームページ
ゴールデンウィークに、鶴居村付近で何処かオープンしているキャンプ場がないかと探したところ、ここ一か所しか開いてなくて止むを得ず利用したキャンプ場である。
事前に調べたところでは如何にもファミリー向けキャンプ場っぽい感じだった。
そして到着したところ、いきなり聞こえてくる子供たちの歓声。そして親子連れの姿。駐車場にも車が沢山停まっている。
「さすがにゴールデンウィークは混雑するんだな」と、ちょっとうんざりしながら受付をすると「今日はキャンプをするのはあなた方だけだから、車もサイトの中に停めたままで良いですよ」との嬉しい言葉が返ってきた。
混んでいると思ったら、殆どが日帰りのレジャー客だったのである。
それにしても、受付した時間はまだ午後3時前なのに、他にキャンプする人はいないと決めつけるのだから、GWの時期にわざわざここのキャンプ場にテントを張る人など誰もいないのだろう。
私も、雄別炭山探訪と言う目的がなければ、別の何処か我が家の好みに合ったキャンプ場を探していたはずである。
バンガローには何組かのファミリーが泊っていたようだが、サイトは結局我が家の貸し切り。
サイトは全面芝生で、全体に傾斜していて、その中に何箇所か平らになっている部分がある。
そのためにサイト自体は結構広いけれど、快適にテントを張れる場所は10か所にも満たないように見えた。
大きな池を挟んだ対岸には大型のコンビネーション遊具もあり、やっぱりファミリー向けのキャンプ場だと感じさせられる。
国道沿いには道の駅や阿寒国際ツルセンター、温泉宿泊施設等があり、付近一帯がレジャー施設的な形になっているが、キャンプ場は国道から少し入った場所なので、そこの喧騒とは無縁である。
ロケーション的に特筆するものは無いが、遊具や管理棟、立派なバーベキュー小屋等を除いて、余計なものは視界には入らず、周りも緑に囲まれ落ち着いたキャンプを楽しめる。
管理棟の前には、ずらりと並んだ野外炉とビニールカーテンで周りを囲んだ大きなバーベキュー小屋がある。申し込めば個人でも使えるみたいだけれど、何故これだけのバーベキュー施設があるのかは謎である。
その他に、雄別鉄道や雄別炭山の資料を展示してある炭鉱と鉄道資料館も園内にあって、これには感動してしまった。
興味のない人にとっては大した展示ではないけれど、私達はここに来る前にその場所を見てきたばかりだったので、食い入るようにして展示物を見て回ったのである。
夏のハイシーズンさえ外せば、ファミリーキャンパーでなくても快適に過ごせそうなキャンプ場である。
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