高橋家キャンプの歴史

1995年

 我が家のキャンプ始めは、例年5月の中旬頃だが、この年初めてゴールデンウィークからキャンプを始めることにした。
 しかし、目的地の長万部公園に着いてビックリ、既に場内はテントで埋め尽くされていたのだ。
  これ以来、ますます我が家のキャンプ場選びはマイナー指向が強くなってきてしまった。
 この年のキャンプ旅行の記録を見てみると、7月8日~12日となっていた。どう考えても、小学3年生の息子に学校をサボらせて、キャンプへ連れ出したとしか考えられない。
 この時はYAMANONAKA、屈斜路湖、チミケップ、置戸と回ったが、どうも4泊のキャンプ旅行では物足りなさだけが残ってしまう。
 その後も色々なキャンプ場へと足を伸ばした。
 その中でも10月中旬に泊まった美笛でのキャンプは最高のものだった。紅葉に色彩られ、静けさにつつまれた秋の美笛、そんな贅沢なキャンプを経験してしまうと、2度とキャンパーであふれかえるような美笛ではテントを張りたくなくなる。
 結局、これを最後に美笛からはしばらく遠ざかってしまうことになった。
 その後、10月末に行った白老のキャンプも素晴らしかった。
 キャンプのベストシーズンは秋だ。そんな思いが、この頃から強くなっていったような気がする。


1996年

 この年のキャンプ始めは、2月の白老でのバンガローキャンプでスタートした。
 とうとう、冬キャンプにまで足を染めることになってしまった。
 5月に行った朱鞠内湖では、途中の道路沿いに広がるお花畑に大感動、ますます朱鞠内湖の魅力に取り付かれてしまう。
 その後はなかなかキャンプへ行く機会にも恵まれず、結局次のキャンプは夏のキャンプ旅行になってしまった。
 このキャンプ旅行は5泊6日を予定していたのだが、岩尾内湖で2泊した後、雨のために予定外のピンネシリで1泊、何故かそれで帰ってきてしまっているのだ。
 多分、雨が続くとの天気予報だったためだとは思うが、この時のキャンプでは目的地がどこだったのかさえ、今になっては思い出せない。
 この後、我が家の夏のキャンプ旅行は何時も天気に恵まれなくなってしまうのだ。
 夏のリベンジのために、10月に入ってから3泊4日の小キャンプ旅行へ出かけることにした。
 この時に泊まった丸瀬布でのキャンプが、我が家のベストキャンプに記録されることになった。
 やっぱりキャンプは秋に限る、この意はますます強くなったのである。


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