高橋家キャンプの歴史

1991年

 この年、とうとうカヌーを買ってしまった。
 それまで、我が家のお気に入りキャンプ場は支笏湖の美笛キャンプ場であったが、これでますます美笛がホームグランドのような感じになってきた。
 それでも元々が浮気性な性格なもので、美笛だけでは飽きたらずカヌーのできるキャンプ場を探して、大沼、岩尾内湖、桂沢湖と北へ南へと足を伸ばす。
 キャンプにカヌーに焚き火、この年の我が家のキャンプは完全にこの三点セットで占められていた。
 他には、久しぶりの海キャンプにも出かける。真夏の混雑時期を外せば、海辺のキャンプもなかなか楽しいものである。
 海へ山へとアウトドア三昧の生活が始まった。


1992年

 我が家の毎年の恒例となった美笛キャンプで幕を開けたこの年のキャンプ生活、息子も大きくなってきたので、テントも大きめなものに買い換えた。
 これにカヌー装備を加えると、かなりの重装備になってきてしまった。
 カヌーを始めると、当然のことながら川を下ってみたくなる。大した経験もないのに、この年の6月末、釧路川の川下りをメインにした道東のキャンプ旅行へでかけた。
 塘路湖、尾岱沼、屈斜路湖と泊まり、最後に然別湖でカヌーに乗るはずだったが、息子が熱を出してしまいこれは断念。
 秋には、初めての朱鞠内湖へ出かけたが、このキャンプも我が家の伝説キャンプになった。
 激しい雨と、夜には雷が鳴り響き、身の危険さえ感じてしまうようなキャンプだった。
 このせいか、その後も我が家の朱鞠内湖キャンプには雨が付き物になってしまったが、それでも朱鞠内湖の魅力に引き寄せられてしまうことになる。


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