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これがお盆のキャンプ

カムイコタン公園キャンプ場(8月14日~15日)

お盆の歴舟川ミニ例会のキャンプ地はカムイコタン公園キャンプ場。
お盆の大混雑したキャンプ場には泊まりたくないし、そもそもテントを張る場所があるかも心配なので、私は帰省先の清水町から日帰りで参加するつもりでいた。
するとO橋さんから「そんなに心配すること無いよ、テキトー、テキトー」との、あまりにも脳天気な助言を受け、余計なことは考えずにキャンプ道具を車に積み込み、14日の朝9時前に現地に到着。

すると、川原から少し上に上がったところにあるBサイトは意外と空いていて、帰り支度をしているキャンパーの姿も見受けられた。
「今のうちに早くサイトを確保しておかないと、直ぐに次のキャンパーがきてしまいそうだ」
私がそんな心配をしていたら、もっと早くに到着していたメンバーが既に、河原に隣接するCサイトの一番奥に3つのサイトを押さえてくれていたのである。


翌朝の私達のテントの様子

Cサイトは去年の台風で川原との境の護岸が崩れ、その影響でサイトの川側の半分が閉鎖されていた。
そのため私達は、Cサイトよりもトイレや水場が近くて各サイトの面積も広いBサイトの方を利用するつもりでいたのだ。
でも、クラブでのキャンプは、川を下った後はただビールを飲んで過ごすだけなので、サイトが何処であろうと大して関係ない。
それに、当初考えていたよりも参加人数が多くなりそうなので、奥の方に車を停められるその場所はちょうど良かった。

早速、自分のテントを設営。
小さく区画された土のサイトに、ソロテントを4つ張ることができた。
そして、歴舟川上流部の川下りへと出発したのである。

川下りのゴール地点がその日のキャンプ地なのはとても便利である。
そこでゆっくりと着替えを済ませてから、スタート地点に停めてある車を取りに行く。
そして、キャンプ場に戻ってから即ビール。

といきたいところだったが、皆が風呂に入りに行くというのでビールはおあずけ。
しかし、大樹町の公衆浴場は月曜日で休館。
そこから近いナウマン温泉も多分大混雑していそうなので、風呂は諦めてキャンプ場へと戻る。

キャンプ場の方もさすがにお盆だけあって満員御礼である。
私達が3つ確保しているサイトの後ろに、1つだけポツンと空いているサイトが残っていた。
そんなところにテントを張る人はいないだろうし、ここのキャンプ場は一人600円という料金システムなので、とりあえずはそこも確保しておこうと思って管理棟にいってみる。
するとそんなところでも既に予約が入っているとのこと。

多分、電話で問い合わせたら1つだけ空いていると言われて予約したのだろう。
現地に到着し怪しい集団に周りを取り囲まれたそのサイトを見て絶句する様子が目に浮かび、何も知らずに予約した人が気の毒に思えてくる。


翌朝の写真、空いているサイトはここしか無かったのだ


I垣さんとうっちさーんのスクリーンテントを連結したのが今日の宴会スペースである。
今日のキャンプ参加者は結局13名+大型犬1匹となり、何とかそのスペースに収まることができた。
途中から霧雨も降ってきたので、こんな時にスクリーンテントが有ると助かる。


この中で宴会が延々と続いた

空いていた後ろのサイトにやって来たのはファミリーだった。
最初は気の毒だなと思ったけれど、一年の中でキャンプ場が最も混みあうお盆にテントを張る場所が確保されているのだから、当人は喜んでいたのかもしれない。

何時も通りの宴会が続く。
定番の焼肉に猪鍋、ビビンバ、ホタテにサンマと、どこからともなく食べ物が回ってきて、途中で腹一杯になってしまう。

何時もならば自分達の宴会の騒音が気になるところだけれど、今日は周りも同じ様な状態である。
と言うか、スクリーンテントの中だと周りの状況が大して気にならないのだ。
トイレに行っていた人が戻ってきて、テントの外まで下ネタ話しが聞こえてくると言われる。
お盆でファミリーキャンパーも多いので、下ネタだけは控えめにしておいた方が良さそうだ。


スクリーンテントの中にテントを張って寝ていた人も

私は11時頃にダウンして、自分のテントに潜り込む。
夜中に目を覚ますと、私達のグループは既に静かになっていたけれど、隣のテントからはまだ話し声が聞こえていた。

寝るのが遅くなっても何時もと同じ4時半には起きてしまう。
テントに付いた水滴を拭いていたら、再び霧雨が降ってくる。
最近の十勝はこんな天気がずーっと続いている。

宴会場になっていたスクリーンテントの中では、コットを使ったりテントを張ったりして3人が寝ていた。

その3人も直ぐに起きて、まずは朝のコーヒー。
そのうちに何となくそれぞれが朝食を作り始め、6時半頃には食べ終わってしまう。
食べきれなくて残ったものは7時頃に起きてきた人に無理矢理食べさせるのも何時ものパターンだった。


朝のCサイトの様子


しかし、今日の集合場所は9時半にキャンプ場。
時間はたっぷりとあるので、片付けはゆっくりだった。

今日の川下りはキャンプ場から大樹町市街地まで。
下らないで帰ってしまう人達に車の回送を手伝ってもらい、キャンプ場前の川原を出発した。

 


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