北海道キャンプ場見聞録
先乗り白滝キャンプ
白滝高原キャンプ場(6月24日〜26日)
礼文島の旅を終えて、そのまま週末のカヌークラブの例会に合流するため、白滝のキャンプ場へと向かう。 久しぶりに走るオホーツク海沿いの道路、北海道の穴場スポットとしても知られているエサヌカ線の直線道路。 エサヌカ線は周囲が牧草畑なので、牧草の刈り取り時期には緑の風景の中に白くラップされた牧草ロールが点在する、独特の風景が広がる。 そのために、酪農地帯での牧草ロールが点在する牧歌的風景が、牧草畑の中をダンプカーが走り回る、何処かの工事現場のような風景に変わってしまったのである。 稚内から白滝へ向かう道中、魅力的な温泉はあちこちにある。 そうして白滝高原キャンプ場までやって来ると、目の前をカヌーを積んだ車が走っていた。 明日の例会に供えて、ビッグタープも設営する。 他のキャンパーは長期滞在者風の方と釣り人だけ。 長期滞在者が苦手な私だけれど、N島さんは全くお構いなし。 ビッグタープの下で3人でしっぽりとお酒を飲み夜も更けていった。 |
ソロテント2張りにビッグタープ、不自然な組み合わせである |
翌日は天気が崩れそうなので、バンガローを借りることにした。1棟3000円なので安いものである。 テントを撤収する頃には雨も降り始めた。 そうして、支湧別川で痛い目にあい、他のメンバーと一緒にキャンプ場へと戻ってきた。 ここの五右衛門風呂は無料で使えるけれど、燃やす薪は自分達で割らなければならない。 車中泊の人以外は、私達と同じくバンガローを借りたようだ。 いつの間にか上空には気持ちの良い青空が広がっていた。 |
早速五右衛門風呂を沸かすI上さん | 雨に備えてバンガローを利用 |
青空が広がったのは意外だった |
天気は良くなったけれど風が強かった。 これでは落ち着いてお酒も飲んでいられないので、風のあまり当たらない炊事場の建物に移動しようかとの話も出たが、それも面倒くさい。 我が家もブルーシートくらいなら、何時も車に積んである。 夜中に再び降り出した雨も朝には上がっていた。 朝起きると、場内は濃い霧に包まれていた。 昨日の支湧別川で沈して、カヌーの浮力体も裂けてしまっていたので、今日は川を下らずに帰るつもりでいた。 そうして、久しぶりに沈しないで川を下り終え、充実した気分で久しぶりの我が家へと車を走らせたのである。 |
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