北海道キャンプ場見聞録
夜の暴風京極キャンプ
スリーユーパークキャンプ場(5月23日〜24日)
カヌークラブの5月例会は黒松内の朱太川と喜茂別の尻別川を下る。 最初に黒松内へと向かう時、蘭越米で知られる蘭越町付近ではちょうど田植えの真っ最中だった。 川下りを終えた後、今度は黒松内から京極まで約70キロを移動する。 |
ニセコの山々を眺めながらの快適なドライブ |
一番乗りでキャンプ場に到着。 先に到着したメンバーでタープの設営を終わらせる頃には、車の整理も何とか付いたようである。 何時もこんな調子なので、私はここのキャンプ場があまり好きではない。 |
ソロテント設営 | T山ファミリーは大型テント設営 |
設営が終わるとまずは温泉で汗を流す。 朱太川の川下り中に採ってきた大量のウドを、女性陣が下処理をしてくれる。 T津さんがA5ランクの牛肉を持ってきていた。 |
大量のウドを下ごしらえ | A5ランクの肉登場! |
まだ明るいうちからビールが進む |
何時の間にか西の空には三日月が昇り、その横では金星や木星が鋭い光を放っていた。 ウドは、酢味噌和え、マヨネーズ和え、しょうが味噌和えとなって皆の胃袋に納まっていく。 そして最後に真打登場。 旬の山菜は、毎年一口食べればそれで満足していた私達だけれど、今年はクラブのメンバーに釣られて、ネギにタランボにウドにと、例年以上に大量に山菜を食べている気がする。 そうして夜は楽しく更けていくが、今回のキャンプでは焚き火は無し。 |
金星と三日月が羊蹄山の上に浮かんでいた |
ウトウトしかけた頃、I山さんの「ポールが折れた!」の声に目が覚めた。 夜中まで吹き荒れた風も、朝方には治まっていた。 諦めてシュラフなどを片付けていると、隣のかみさんのテントからもガサゴソと音が聞こえてきた。 歯を磨いていると、西の空が明るくなってきた。 しかし、後から地図で確認すると、全く方向が違っていて、多分この山は無意根山なのだろう。 |
無意根山?の山頂から朝日が昇る |
徐々に他の人達も起き出してくる。 娘さん二人を連れてスノーピークの大型テントで寝ていたT山さんだが、良く見るとテントのポールが折れ曲がっていた。 「タープが無いと何だか落ち着かない」と言う人もいたが、私は基本的にタープは無い方が、開放感があって好きである。 それぞれ朝食を済ませ、ボチボチと撤収を始める頃、昨日とは違う管理人のおばさんがテントやタープに取り付けてあった番号札を回収しに回ってきた。 これまでに数え切れないくらいキャンプをしてきたが、スリーユーパークキャンプ場のこのおばさんは、感じの悪い管理人として3本の指に入ることは間違いないだろう。 この日の予定は尻別川上流部の川下り。 |
羊蹄山が朝日を浴びる | 爽やかな朝だった |
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