カヌークラブ5月例会二日目は、前日の朱太川に引き続き、比較的穏やかな流れの尻別川上流部を下る。 最近の例会は、川のレベルや札幌からの遠近に関係なく、参加者が多くなってきた。 川の水量も程々で、水も澄み、天気は快晴。 集合写真を撮ってから川にカヌーを浮かべる。 スタートして直ぐに左からオロウエンシリベツ川が合流し、その先で川は土壁にぶつかり右へと曲がっていく。 先に下っていった筈のmarioさんが、その土壁の途中まで登って、そこに生えていたウドを手当たり次第に抜き取っては、下へと放り投げていた。 昨日の朱太川でウドは採り飽きたと思っていたら、一日過ぎると再び目の色が変わってしまうmarioさん。 |
新緑が美しい尻別川 |
穏やかな流れの川とは言っても、さすがに昨日の朱太川と比べると、瀬は多くなってくる。 国道276号に架かる上尻別橋を過ぎて暫く下っていくと、尻別川は山裾を削るように流れを変える。 そんな風景を楽しみながら、何時の間にか先頭に出たままで下っていくと、倒木が絡んでちょっとだけ嫌らしい場所があった。 |
倒木の絡んだ瀬 | カヤックは余裕でかわせる |
尻別川の上流部を下る時は、京極の手前の堰堤で上陸することが多かった。 しばらく下っていくとT津さんが「もう半分くらいは下ってきたんじゃないの、このままじゃ昼前に着いちゃいそうだ」と、全然疲れてはいなかったけれど、途中で小休止となる。 ビンバさんがN島さんのOC-1に試乗するが、コロリとひっくり返ってしまう。 |
OC-1にチャレンジするも | 可愛いコケ |
休憩した河原 |
休憩を終えて再び下り始めると、突然視界が広がった。 |
主客転倒の尻別岳と羊蹄山 |
その先に良いサーフィンポイントがあった。 とうとう228君も成功してしまい、残るはO橋さんだけ。 国道に架かる橋を通り過ぎると、尻別岳が更に存在感を増して目の前に聳えてくる。 川がその尻別岳に衝突して流れを変えた先にちょうど良い川原があったので、そこで正式に昼の休憩となる。 そこから先、ちょっとした瀬があったような気がしたが、普通の流れだけだった。 |
美しい淵だ | ここで昼の休憩 |
カヌーと川と木々 |
喜茂別川との合流部で遊ぼうとしてN岡さん夫が沈脱。 スタート地点の車を回収し戻ってきても、時間はまだ午後1時半だった。 激しい川で、下り終えるのが午後4時過ぎ、そこから札幌まで3時間なんて事も度々で、そうなると月曜日は殆んど廃人となって1日を過ごす事になるのだ。 でも、昨日は流れのない川で一生懸命漕ぎ、今日は向かい風に負けないように一生懸命漕いだので、何だかんだ言っても、明日は廃人になってしまうことに変わりは無さそうだ。 2015年5月24日 晴れ |
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