北海道キャンプ場見聞録
ヌビナイ川マップ
| 北海道内の川の中から、カヌーフィールドとしての清流ナンバーワンを選ぶとしたらこのヌビナイ川が候補に選ばれることは間違いないだろう。 日高山脈に源を発し、最後には歴舟川に合流するヌビナイ川でカヌーで下ることができる区間は、砂防ダムの下から合流部までの○kmである。 砂防ダムからさらに上流のヌビナイ川源流部は、沢登りをする人達の間では日高一美しい渓流として知られているらしい。 そこから流れてくる川なので、水の透明度は折り紙つきである。 深い瀞場はエメラルドグリーンに染まり、浅い流れのところでは大きくて真っ白な花崗岩の玉石が川底に透けて見えて、ヌビナイ川独特の景観を作っている。 落差の大きな瀬が多くて、そんなところでは直前まで瀬の様子が分からないのでかなり緊張する。 ヌビナイ川には大きな玉石がゴロゴロと積み重なっている瀬と、岩盤が剥きだしになっている瀬の2種類がある。 玉石の瀬では、水が少ない時は下るルートを瞬時に判断しなければ、直ぐに石の上に乗り上げてしまうが、適度な水量さえあれば、スリリングで快適に下ることができるだろう。 一方、岩盤剥き出しの瀬では数箇所ほど注意しなければポイントがある。 また、流木が川を塞いでいる場所もところどころにあるので、初めて下るときは流れの先の様子に常に注意しなければならない。 川のレベルとしては中級程度といえるが、特別に危険な場所も無いので、上級者のサポートさえあれば、流れの中でのカヌー操作がある程度できるようになった初級者でも下ることは可能であろう。 川の美しさは比類なく、ここを下ることができれば「カヌーをやっていて良かった」と心から思えるはずだ。 かなり苦労することは確実だけれど、上級者と一緒に下れる機会があれば勇気を出してチャレンジしてみることをお勧めする。 |
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| スタート～けいせき橋 | けいせき橋～惨劇の瀬 | 惨劇の瀬～歴舟川合流 |
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| この川地図の中で使っている瀬の名前は、私が勝手に付けたものです。 まだ名前の付いてない瀬も沢山ありますし、命名済みの瀬でももっと良いネーミングがあれば採用しますので、ヌビナイ川の瀬の名前募集中です。（笑） |
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