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シーソラプチ川

(ラフトスタート地点 ~ 国体コース終点)

 カヌークラブの7月例会で下るシーソラプチ川。つい1週間前に素晴らしい青空の下で下ったばかりだ。
 それを今日はどんよりとした曇り空の下で下ることになり、今一気分が盛り上がってこない。川の水量も少ないままだ。ここを大人数で下る時は、スタート場所に適当なエディが無いので、川にカヌーを浮かべたらそのまま下っていくしかない。途中で待っていようかとも思ったけれど、面倒なのでサッサと下ってその先の落ち込みの下で待っていることにした。
 水が少ないので、我が家はそこをポーテージしていると、後ろから下ってきたOC-1のメンバーが、そのまま狭い岩の切れ込みの間を次々と下りていった。
 OC-1ならばその狭い幅でも何とか通り抜けられるようだ。でも、パドルを入れるようなすき間も無いので、バランスを崩してしまうと何の抵抗もできずに沈することになってしまう。
 そうしてI山さんがそこで、ご愛嬌の最初の沈。

I山さん、バランスを崩して・・・   沈!

  その下の大きなプールで一息ついて、そこからいよいよいよいよシーソラプチ川の川下りが始まる感じだ。
 昔はここをスタート地点にしていたのだけれど、現在は某ラフト会社がそこの土地を買い占めてしまったので、皆不便な思いを強いられている。全く残念な話である。

落ち込みを正面から   ここから改めて再スタート

  1週間前に下ったばかりなので、今日はカメラマンに徹することにして、他のメンバーよりより先に下って、各ポイントでカメラを構えて待ち受ける。
余裕でピース ただ、そうは言ってもカメラを持っているI山さんやS吉さんより先に行ってしまうと、自分が写してもらえなくなるので、その辺は計算しながら下らなければならないのだ。
 2週連続ともなると、瀬の中でもカメラを構えるサダ吉さんの前でピースサインを出すような余裕も出てくる。
 後でサダ吉さんの写真を見せてもらったら、皆とても良い笑顔でそこに写っていた。
 このような素晴らしい環境の中で、清らかな水の流れるこんな美しい川を下っていたら、自然とそんな笑顔がこぼれてくるのだろう。
 できればもう少し水があってくれれば申し分ないのだけれど、岩を避けながらでも下るのが本当に楽しい川である。

笑顔で川下り


 クランク状の瀬で、S吉さんが真正面でカメラを構えているのが見えたので、多分にそれを意識しながらパドリングしてしまう。
 クラブの例会では、後からこの写真を見ながらかみさんと反省会を開くのが我が家の楽しみになっているのだ。
反省会用の写真  今回の写真を見ると、右岸により過ぎてしまって私のパドルを入れる場所が無くなっているのが残念だった。
 そこを下った後は直ぐにカヌーを降りて、今度はカメラマン役に回る。直ぐ横の場所から狙ってみたけれど、やっぱり迫力のある写真は正面から撮るのが良さそうである。

 その後はいよいよ苦手の落ち込みが待ち構えていた。
 先週はその落ち込みは無事にクリアしたけれど、そのまま対岸の岩に激突してしまっていたのだ。
 今日こそはと気合を入れて落ち込みへ。そのままドスンとおちて、そこまでは先週と同じ。そして目の前に迫ってくる対岸の岩。
 「ゲッ、これじゃあまるで先週と同じだ!」
 かろうじて手前の岩は避けられたけれど、結局はそのまま対岸へ。
 かみさんの場合、このような瀬の中では必死に漕がなければならないと思い込んでいるような節がある。それはそれで良いこともあるのだけれど、目の前に障害物があってもそれが変わらないのには困ってしまう。
 岩は避けたけれど、先にはカヌーの上でカメラを構えているI山さんがいた。
 「ぶつかるぞ!」
 そう怒鳴ってもパドリングをやめようとしないかみさん。そのままの勢いでI山さんに激突。そうしてハッと我に返るかみさん。
 猪年生まれそのままの性格なものだから、一緒にカヌーを漕ぎながらも手綱があれば良かったと何度思ったことか。
 家に帰ってから、S吉さんの写真を見ながらの反省会で出た結論。
 1週間前の写真と見比べてみると全く同じ角度で落ち込みに進入しているのが分かる。それも勢いをつけて進入しているので、これではそのまま対岸に激突するのも無理はない。
 考えてみれば、ここを落ちる時はその先のことなどまるで考えていなくて、無事に下りた後で「さて?」と前を見た時には既に遅すぎるのである。
 先のことまで考えたコース取り。次にここを下る時は、落ちる寸前にその先の様子までしっかりと見るように心がけよう。

ここまでは良かったけれど・・・   突っ込んだ・・・

 I田会長は何故かチキンルートの方を下ってきて、おまけにそこで岩に引っ掛かって沈までしてしまった。
 誰も考え付かないようなところで沈してくれるのは、美々川以来すっかりI田会長の得意技になってしまった感がある。

会長岩沈   瀬の中で仁王立ち

 その下の飛び込み岩では、K宮さんの息子さんが躊躇しながらも皆のカウントダウンに背中を押されるようにして思いっきり飛び込んだ。
 それに続いてF本さんが頭から飛び込んだ。飛び込む前にF本さんが「川底に頭ぶつけないかな~」と心配していると、下で見ているメンバーが「大丈夫、大丈夫!」と声をかける。
 こんなに水が少ないのに何を根拠に大丈夫と言っているのか分からないけれど、とりあえずF本さんは無事に水面まで浮かび上がってきた。
 その後には60歳を超えるS村さんが頭から飛び込んだ。いや、本人は頭から飛び込んだつもりなのだろうけれど実際は腹から落ちていたのだ。それにしても、年齢を感じさせないその元気さには恐れ入ってしまう。

飛び込み   頭から!

 その先の左カーブの瀬では、何時ものようにサーフィンをして遊ぶメンバーがいるので私達は大人しくそれを見学する。
 ここはサーフィンポイントの下流に直ぐ岩があるものだから、我が家の場合どうもここで遊ぶ気にはなれない。
サーフィンポイント 以前に石狩川や十勝川で、瀬を過ぎたところのエディに入ってホッとしたところ、そのまま直ぐ下流に頭を出していた岩まで押し流され手痛い目にあったことがある。
 後ろの岩に気がついて必死になって上流に向かって漕ぎあがろうとするが、流れに押されてズルズルと後退し、ついにその岩に引っ掛かって沈。
 それがすっかりトラウマになっていて、どんなに楽しそうな場所でも下流に岩があるのを見ると、どうしてもそこには行けなくなってしまうのだ。

 途中で休憩をはさんで、いよいよ国体コースだ。
 国体コースに対する恐怖心も、少しずつ減ってきたような気がする。
 まず最初の三段の瀬。これまでは目をつぶって下っているような感じだったけれど、今回は瀬の中に入っても周りの状況がはっきりと見えていた。
 瀬の内側の岩にバウがぶつかりそうになったので、ラダーを入れながら方向を修正する。これを冷静に対処できるのが慣れてきた証拠なのだろう。
 かみさんなどは、「フリーダムになってから全然沈する気がしない」と豪語している。確かにアリーの時は、三段の瀬を下るとカヌーの中でひっくり返っているような有様だったから、それだけ激しくカヌーが揺られていたのかもしれない。


三段の瀬手前でドキドキ   落ち着いてクリアできた

 そうして全く危なげなく三段の瀬をクリアしたけれど、問題は次のパチンコ岩である。こちらは舟の性能よりもパドリングテクニックの方が重要になってくる。
 先週もこのパチンコ岩を左から回り込もうとして、カヌーの右側面を思いっきりぶつけてしまっていた。今回も当然同じコースを通ってリベンジを果たさなければならない。
 問題はその手前の瀬が結構激しい流れなので、そこに注意を取られてパチンコ岩への対応が遅れてしまうことだ。
 その瀬から早めに左側へ抜け出すようにかみさんと打合せをして、いざスタート。
 かみさんが左へドローを入れて、予定通り手前の流れを抜け出すことができた。ところが次の進路を迷っているうちにあっと言う間にカヌーはパチンコ岩へ向かって流されて、結局またカヌーの右側面をしたたかにぶつける結果となってしまった。
 フリーダムにまた新しい傷がついてしまったことだろう。
 続く渡月橋の落ち込みは問題なくクリアしたけれど、やっぱりパチンコ岩にぶつかってしまったのが悔やまれる。
 こうして例会初日も無事に終わり、かなやま湖でのレーシング艇試乗のために早めに今日のキャンプ地へと向かうことにした。

右側から回り込む   水量が少ないと落差も大きい

 この後のキャンプの様子はこちら

2007/8/18 曇り
12:00空知川水位(幾寅観測所)353.90m




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