北海道キャンプ場見聞録
礼文島岬めぐりコース(2016/06/22)
軽装で歩く |
前日は久種湖畔キャンプ場に宿泊。 天気も違うけれど、背負っている荷物も違っていた。 今回歩くのは岬めぐりコースで、最後は久種湖畔のキャンプ場に戻ることになる。 鮑古丹の分岐では「前回はどちらを歩いたっけ?」と話しながら江戸屋山道へと進む。 でも、花が咲いているのは江戸屋山道の方である。 遠くには利尻山も見えている。 |
遠くに見える利尻山 |
レブンシオガマが花盛り |
ゴロタ山へと向かうこの風景が大好きだ |
そのゴロタ山へと登っていく。 私も花の区別は良く分からず、礼文島の花の中ではあくまでも脇役でしかない。 真っ青な海を行く漁船が、一筋の白い航跡を描いていく。 |
天気が良ければ海の青さも引き立つ |
そうしてゴロタ山の頂上まで登ってきた。 ゴロタ山を下りていくとエゾカンゾウの花も目立ってきた。 波打ち際には沢山の昆布が打ち上げられていた。 |
エゾカンゾウが咲いていると華やいで見える | 美味しそうな昆布だ |
その辺りの海岸は穴開き貝が拾えることで知られている。 ついつい拾い集めたくなったが、札幌の家には前回ここで拾った穴開き貝が沢山有るのを思い出し、じっと我慢した。 打ち寄せる波の中にも沢山の貝殻が混ざっているようだ。 鉄府漁港を過ぎると、再び斜面を登っていく。 しかし、登山道の方は草が茂って、何処に道が有るのかも分からないような状態である。 観光客に人気のある桃岩展望台コース以外は、歩く人も少ないのだろう。 一山越えると、そこは人気の観光地の澄海岬である。 しかし、今日の青空ならば本来の美しさを見られそうだ。幸いなことに、駐車場には観光バスの姿も無かった。 |
澄海岬の素晴らしい風景 |
ゆっくりと展望台からの風景を楽しめたのは一瞬の間だけで、すぐに中華系観光客の集団が押し寄せてきて、楽しい一時は終わってしまった。 それは、ここの売店兼食堂で食べる蕎麦。 本当にそんなに美味しかったのだろうか? その結論は、極端に疲れて原が減っている時は何を食べても美味しく感じると言うことだった。 その先の岬めぐりコースは車道を歩いて行くので、何の面白みもない。 トボトボと歩いていると、道路脇の草が刈ってある場所があり、何とそこには1株のレブンアツモリソウが咲いていたのである。 そうしておよそ15キロを歩いて12時30分にキャンプ場まで戻って来た。 |
スコトン岬07:40 - ゴロタ山08:50 - 10:40澄海岬11:20 - 浜中バス停12:10 - 久種湖畔キャンプ場12:30 |