北海道キャンプ場見聞録
前十勝(2014/01/19)
| 最高の大斜面 |
カヌークラブ新年会の2日目は、昨日、三段山に登りながらその姿を横目で眺めていた前十勝に登ることとなった。
朝8時、太陽はまだ山の陰に隠れたまま。 まずは森の中を抜けて、前十勝の麓まで出なければならない。 |
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| まずはアカエゾマツの森を抜けていく | 屋根に積もった雪が重たそう |
その先でまた、沢を渡るために一旦下らなければならない。 沢を渡り、しばらくの間、山麓の緩やかな傾斜を登っていく。 |
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| スノーブリッジで沢を渡る | 今日は後ろからゆっくり付いて行く |
空を覆っている雲はなかなか晴れそうにない。 |
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| このまま晴れてくるかと期待したが、直ぐにまた雲の中に |
雪の状態は申し分ないけれど、所々で雪面ギリギリにハイマツの枝が潜んでいるようだ。 |
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| 慎重に滑らないと、こんなブッシュが隠れていそうだ |
しばらく待っても変化が無いので、しびれを切らしてG藤さんが滑り始め、皆もそれに続く。 |
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| 各々が好きなコースを滑り降りる |
昨日の三段山を滑るよりも、こちらの方がずーっと楽しかった。
25分かけて150mを登り返すと、最初に滑った時よりも天気も良くなっていた。 帰りの2か所の登り返しも、思った程苦労することもなく駐車場まで戻ってこられた。 |
| 白銀荘 | → | 沢の渡渉ポイント | → | 1500m | |
0:30 |
1:50 | ||||
| 距離:2.9km 標高差:500m | |||||
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| 下界は晴れていたけれど、十勝岳連峰にだけ雲がかかっていたようだ |
昨日のメンバーからS村さんと、足を痛めたN島さんが抜け、昨日の夕方に到着したMオさんが加わり、総勢10名のパーティーで登る。

小屋の先から坂を下り、その先にちょっとした登りがある。

三段山では、山頂まで緩急を繰り返しながら登っていくけれど、前十勝の場合は麓の部分がなだらかで、途中から山頂にかけては、ほぼ同じ傾斜の急斜面が続いている。

標高1500m付近まで登ってくると、その上にはブッシュだらけの斜面しか見えていなかったので、今日はここから滑り降りることにした。
三段山の方が、樹林帯の雰囲気も良く、景色の変化も楽しめて、登るのには良い山だけれど、単純に滑りを楽しむためだけならば、前十勝の方がお勧めかもしれない。