しれとこ自然村(一時閉鎖中)

所在地 斜里郡斜里町ウトロ香川365
料金 テント1張り2000円(海浜部分)
開設期間 海浜部分だけ7月下旬〜8月下旬
問い合わせ先  
ロケーション
環  境
荷物運搬
宿泊年月 2005年5月3日

 国道から入って未舗装の急な坂道を登ったところに、このキャンプ場がある。国道やウトロの市街地から近いわりに、そこはもう知床の大自然の中といった感じで静かな環境である。
 エゾシカもしょっちゅう遊びに来るみたいで、私が春先にここに泊まった時はそこら中がシカの糞だらけだった。
 山の斜面に盛り土をして無理矢理造成したような敷地なものだから、面積もそれほど広くはなく、サイト自体には何の面白味もない。
 ここの魅力は、何と言ってもそこから見えるオホーツクの眺めだろう。山が両側から迫っているので、広々とした海の景色を楽しめるわけではないが、ここが知床の地だと思えば目の前のオホーツク海も違ったものに見えてくる。
 それに、夕日がちょうどここから見える正面の海に沈むのである。(秋遅くには少しずれるかもしれないが)
知床キャンプで見る夕日は旅の良い思い出になるだろう。
 こんな眺めをたっぷりと楽しむためには、海側の一等地にテントを張らなければならない。それほど広くないキャンプ場で、混雑期にその場所を確保するのはちょっと難しいだろう。
 どちらかというとここのキャンプ場は、そこで過ごす時間を楽しむと言うよりも、知床観光のベース基地として利用するようなキャンプ場である。
 管理棟にはコインランドリーもあり、炊事場ではお湯も使え、隣接する温泉は源泉かけ流し、露天風呂からはキャンプサイトと同じ眺めを楽しめる。
 混雑期で山側にしかテントを張れなかった時は、ここの露天風呂から雄大な眺めを楽しんだ方が良さそうだ。
 風が強そうな場所なので、テントやタープの設営には気をつけた方が良い。我が家が泊まった時も、山の上から時々吹き降りてくる突風でテントが飛ばされないかと、夜中に起き出して点検したくらいだ。
 飛び地になるが、道路を海に降りたところの海岸部分もこのキャンプ場の管理となっている。
ちょっと様子を見てみたが、玉石の海岸で本当にここにテントを張れるんだろうかと驚いてしまった。それでも 最盛期にはこの海岸もテントで埋め尽くされるのだろう。

2010年から閉鎖中となっているが2011年は海浜部分だけが別の管理者によって「知床キャンプ場」として営業するらしい。(詳細は太運産業 0152-23-3728 まで)

関連ページ  ・2005年日記  ・公式ホームページ



目の前に広がるオホーツク海は最高の眺め 海の反対側はこのような山に囲まれている。
奥のバンガローは、屋根に回したロープで地面に固定されており、それだけ風が強いということか?
便所炊事場が入った建物と温泉施設「むらの湯」 エゾシカと出会える確率は非常に高い
山に挟まれているので海はそれほど広くは見えない 真正面の海に日が沈む
海岸のサイト、玉石の浜で何処にテントを張るんだろう?と言った感じだ。 道路の真下なので、車の通行音も気になる

北海道キャンプ場情報掲示板より
投稿者:アサ さん 投稿日:2006/02/27

ヒデさん、こんにちは。

2月24日から2泊3日の行程で冬の道東を周遊してきました。そしてとうとう知床で1泊ですがテント泊しちゃいました!

昨年、三里浜に行った時から流氷見ながら何処かでキャンプしてみようと思ってました。
そこで昨秋利用した「しれとこ自然村」に問い合わせたら開設期間ではないけれどテント泊OKの許可を得る事ができました。温泉は通年営業なのでもしやと思い聞いてみて良かったです。

サイトは意外に積雪が無く少し掘るだけで地面の草が見えペグもバッチリ利きました。今回は流氷を見ようと海が見える前の方に設営しましたが奥の方には「かまくら」の壊れた跡やテントを設営したらしき跡がありました。
ここ「しれとこ自然村」では流氷ダイビングや流氷ウォークなど冬のアウトドア体験ができるそうです。
しかし個人でテント設営してキャンプする人は珍しいそうです(^^ゞ

炊事場・トイレは温泉棟と棟続き建物なので冬期でも使用可能でした。炊事場はお湯も出るしバッチリですよ!
しかし今回は手抜きして自炊はせずコンビニ弁当で済まして寝るだけの為の野営でした。

寒さ的には朝の冷え込みも弱くマイナス10℃以下でシェラフ二枚重ねに湯たんぽで挑みましたがなんか拍子抜けした感じでした。
それにオホーツク海一面を埋め尽くす流氷が無かったのが残念です。
でも今回は天候にも恵まれて知床連山もはっきりと見えて最高の景色を眺める事が出来てよかったと思います。流氷は来年リベンジか?

秋に行った時も驚いたのですが冬でも本州や外国からの観光客が多いのには驚きました。世界自然遺産登録の影響は大きいようです。
余談ですが、ウトロに行く途中の鮭の遡上で有名な「音根別川」付近には鹿だらけで鹿牧場状態でした。

投稿者:赤ビ〜トル さん 投稿日:2004/10/01
9月19日(日)〜21日(火)2泊3日
天候 : 晴れ → くもり/霧雨/晴れ → くもり

道東遠征3箇所目に知床を訪問。網走からR244を走り、斜里町にて食料補充。天候が回復していたのでオホーツク沿岸から、そしてR334から次第に迫ってくる知床連峰がとても美しく以前訪れた時よりも感動も「大」でした。

事前の計画では知床野営場、自然の村にそれぞれ1泊ずつの予定でしたが野営場を見てがっかり。サイト自体は大きな樹木に囲まれていて車も進入できるなど野趣に富んでいるのですがバックグラウンドが・・・丸見えなんです。ウトロの温泉街、ホテルのビルや民家が・・・まったく興醒めでした。それで急遽予定変更。

自然の村はウトロから少し離れた高台にある平坦な民営キャンプ場。ヒデさんの写真集でもお分かりのようにオホーツクの海が狭角ですが見降ろせます。サイトもほぼ平坦な芝。炊事場とトイレ、ランドリーは同じ管理棟内にありとても清潔で使い易く炊事場ではなんと!お湯が出ます。これにはビックリ♪ 

天候も良く(暑くて汗ばむ程)無風でしたので海の見える一等地に設営。翌日はカムイワッカ満喫。崖を登った一番上の湯まで二人でがんばって登りフヤケる程浸かってきました。ご家族で行かれる方には(お子さんには)最高の思い出となるでしょう。

このキャンプ場、毎日、鹿があちらこちらに出没します。それはいいんですが「糞」が・・・芝の上にゴロゴロ落ちてます。管理人が毎日清掃しているようですがそれでも落ちてます。テント設営される方(特に小さなお子さんのいる方)は注意が必要です。

ウトロ郵便局に前もって送っておいた「知床シリーズ」で使う薪と愛用の炭も補充。たっぷり焚き火も楽しめました。横浜から毎年ソロで来て自然の村内に宿泊している男性と仲良くなり夜はバーボン片手に知床情報で盛り上がりました。次回訪問する時は羅臼岳に登ってみたいな〜。

温泉情報:むらの湯 自然の村管理棟内にある温泉。露天から見る夕日は最高♪100%掛け流しの源泉がとても贅沢。オススメ♪

温泉情報:岩尾別温泉 混浴無料露天風呂は3段になっており知床の森を眺めながら浸かれます。奥にも小さいですがもうひとつ無料岩風呂があります。←こちらは少々熱い。カムイワッカの帰りに是非♪最高ですヨ♪

投稿者:さくら さん 投稿日:2003/07/30
ヒデさん、はじめまして。
先週末、しれとこ自然村に2泊してきました。それほど混んでいなかったので、サイトの一番海側にテントを張ることが出来ました。
初めて行ったのですが、2日とも素晴らしい夕焼けを見ることが出来て、とても気に入りました。(朝の海もよかったです)
また夜には、うちのテントと隣のテントの間から、立派な角の鹿が現れました。ずっと北海道に住んでいる私ですが、こんなに間近で鹿を見るのは初めてでした。2日とも同じ場所から現れたので、きっと常連さんなのでしょうか(^^)サイトの草をモリモリ食べていました。
場内の温泉も、海が眺めることが出来てとてもよかったですよー。でも一回700円なので、ちょっと高いかなー。キャンプに来ている人に割引とかあったらいいなーと思いました。
うちもヒデさんと一緒で犬連れキャンプなので、ガイドなどでいいなーと思っても行けないキャンプ場が多くて、ちょっと悲しくなります。現地に行ってから犬連れはダメと言われると困るので、ガイドでペットOKのとこしか行ってません。(ガイドでOKのところも一応電話で確認しています。ガイドでダメなところは大抵ダメだと言われるので聞くのも嫌になりました・・・)
今年のキャンプ日記で、尾岱沼にいらっしゃったと書いてあったと思ったのですが、あちらはペットはどうですか?知床から尾岱沼までドライブして、キャンプ場も見て来たのですが、とてもいい所なので犬OKなら利用してみたいと思っています。
投稿者:ボス さん 投稿日:2003/07/31
さくらさんはじめまして。
私も知床自然村は昨年のお盆休みに行ってきました。
夕日が見えるようにがけの近くにテントを張りましたが、夕方から天気は一転してがけから吹き上げてくる強風でターフは飛ばされ、テントもばたばた一晩中風にあおられ、2泊の予定を1泊で切り上げてきました。
でも、温泉から眺めるオホーツクの景色は最高でした。
鹿も現れ、クワガタムシも2匹捕まえ、子供もとても喜んでいました。
また、天気のいいときにいってみたいキャンプ場です。
投稿者:ぽんた さん 投稿日:2002/08/21
ヒデさんお久しぶりです。チョット前ですが9日〜11日に「しれとこ自然村」に行って来ました。というより知床に釣りに行って宿泊の手段がキャンプだったというのが正解でしょうか。
期間中はさすがに夏休み&お盆時期の為、毎日満員でしたが夜は皆さん静かに過ごされていました。
ほとんどのキャンパーが本州ナンバーでキャンプ場に出没するエゾシカに感動してました。
私は毎朝3時に静かにキャンプ場を出発し10時頃にサイトに戻り、また夕方釣りに出かけるというのを繰り返しておりました。
天気は予報どうり毎日雨が降り、あいにくでしたが知床の大自然を満喫してまいりました。
札幌に帰ってからカゼをひいたらしく12日〜20日まで長らく寝込んでおりました。
投稿者:ふみゅ さん 投稿日:2000.08.23
8月17日 知床しぜん村
民営のキャンプ場で一人500円(山側)700円(海側)かかりますが、管理人さんの気持ちが伝わる良いキャンプ場でした。私達は
海際で1泊しましたが、知床の海に落ちる夕日を見ながら食事・・。上を走る車の音は、全く気になりません。大きな石がゴロゴロする海岸なので、ちょっと背中がゴツゴツするけど、波の音が石に当たって、シャラシャラーってきれいな音がします・・。癒しの音でした。
あと500円温泉代を受付に払うと、その日は一日中併設の温泉に入れます!何度もOKです。海を見下ろす露天風呂は最高だった・・。山側は込んでいましたが、海サイトは高いせいか?すいてました。虫も少ないしお奨めです。ただ、山側と違って炊事場にお湯はでません。

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