オロウエン大滝

所在地 有珠郡大滝村字豊里
料金 大人800円、小中学生500円、幼児200円
開設期間 5月上旬〜10月末
問い合わせ先 管理人宅011-855-4524
管理人直通090-1527-8164
ロケーション
環  境
荷物運搬
宿泊年月 2005年5月28日

 2005年に新規オープンした個人経営のキャンプ場。
 田舎暮らしを夢見ていたオーナーが、4年前に農家の離農跡地を買い取って一人でコツコツと整備してきた場所をキャンプ場として開放している。
 現在サイトらしき場所はシラカバ林の中だけだろう。
 水田跡だった部分は草地になっているが、我が家が泊まったときは草が伸びていて、地面も少しでこぼこしていた。別にこの場所にテントを張っても構わないが、やっぱりここではシラカバ林の中にテントを張りたくなる。
 このシラカバ林だが、土地を買い取ったときは雑木が生い茂っていたそうで、そこをオーナーが朝日や夕日の当たり具合も確かめながら、じっくりと残す木を見定めて切り開いたというこだわりのシラカバ林である。
 木の密度も、日陰になりすぎず木漏れ日がサイトに降り注ぐように考えられているとのこと。その快適さを是非味わって欲しい。
 水田跡の部分は、これから埋め立てをして新しいサイトを作るとのことである。奥にはフライフィッシング用の池も作ると言うことで、オーナーの夢はまだまだ広がりそうだ。
 トイレは木造のログハウス風、靴を脱いで上がるようになっていてとても清潔、しかも水洗なのが嬉しい。
 炊事場はこれから作ると言うことだが、水源は井戸水でとても美味しい水である。
 キャンプ場の横を流れるオロウエンシリベツ川は高さ2m程の護岸で囲まれてしまっているが、ここの上流には民家などは一軒もないので水も清らかで、河原に降りれば楽しい水遊びができるだろう。
 この川や周囲の山、シラカバ林など、ドロームキャンプフィールドとても良く似ている気がする。
 もっともこちらの方は、シラカバ林の中も土がむき出しの場所が多くでこぼこも目立つ。まあそれは、ドロームと比較すること自体少々無理があるので、静かなキャンプを楽しむためならば、そんなことは大して気にならないだろう。
 回りには何もなく、サイトに照明もない。 野鳥の声と川のせせらぎの音が聞こえて来るだけ。焚き火用の薪もたっぷりとあり、隠れ家的なキャンプを楽しみたい方にはお勧めのキャンプ場だろう。

関連ページ  ・2005日記マピオン地図




オーナーこだわりのシラカバ林 シラカバ林の中は土のむき出しになっている部分が多い
シラカバ林の中から川方向の眺め 手前は水田だった部分、これからここもサイトとして整備する予定があるそうだ
オロウエンシリベツ川にかかる橋、キャンプ場の目印になる 川は両岸が護岸されているが美しい流れだ、夏にはもう少し水量も減って格好の水遊び場になるとのことである
オーナーやその仲間が集まる掘っ立て小屋?普段はキャンピングカーで寝泊まりしているそうだ 可愛らしいトイレ、一応男女用に分かれている

北海道キャンプ場情報掲示板より
投稿者:アッチ さん 投稿日: 2006/09/12

ヒデさん、こんばんは

9月9日、10日でオロウエン大滝に行ってきました。
天気予報は雨マークが外れないままでしたが、雨が降らないことを祈りつつ・・・しかし、やっぱり天気は良くありませんでした。
ただ、他のキャンパーが少なかったお陰で、オーナーとも一杯お話ができましたし、色々とおいしい情報も頂きました。当日はあの広いサイトに私たちを含めて6組だけで、ONシーズンとは思えないほど、ゆったりのんびり過ごすことができました。
ここは、自然が一杯で、スローな時間を楽しめるとても良い所ですね。キャンプ場は最低限必要な設備がきちんと整っており、私のお気に入りキャンプ場に仲間入りですね。

投稿者:直人 さん 投稿日: 2006/08/03

ヒデさん、皆さん、今日は。

7月29日から1泊で利用してきました。今回は小中学校の休みにも入っているので何処へ?と思ったんですがこの時期でも空いていそうなオロウエンに行ってきました。5末以来の利用でしたが場内は鬱蒼としてとても同じキャンプ場とは思えないほどでした。目印の「赤い橋」さえ見落としそうな勢いでした。天気も良く到着は14時頃だったんですが先客は3張りのみ。夕闇の頃には総勢7張りになりましたけどあの広いフィールドでは余裕ですね。照明が一切無いので星は綺麗に瞬いてくれましたけど、一つでも「光」があったら昆虫採集の宝庫になっていたかも知れません。相変わらず水はとても冷たくそして美味しかったです。前回来た時も十分な感動を覚えましたがロケーションの変貌ぶりでここは秋口にまた訪れたいと思いましたよ。最近はダラ呑み&読書の傾向が強いんですけどそんな我が家は本当に落ち着けます。キャンパーの質が他と大きく違うんだろうなと思いました。

投稿者:KUU さん 投稿日: 2006/06/27

ヒデさんこんにちは!
6月24〜25日と、オロウエンキャンプ場に行って来ました。
お天気は、札幌を出る時は快晴だったにも拘わらず、中山峠に差し掛かったあたりからすっかりドンヨリとした空模様となりました。
ニセコ方面の空は、青空だったので場所を変更しようとも話したんですけどやっぱり、どうしても気になってたオロウエンへ。

初めて行ったので、去年のプレオープンの時のキャンプ場の様子は分かりませんが、サイトは、ほどよく草も刈られ、トイレもとても綺麗だし、炊事棟もしっかりしていました。
行った時には、トイレに網戸も取り付けてる最中でした。
炊事棟は、古い電柱を使い作られ、周囲の自然に溶け込むようにと配慮したと、仰ってました。

まだまだ、キャンプ場は進化中とのお話でしたが、出来れば今の状態を・・・
保って貰いたい位でした。

前日まで雨が降っていましたが、サイトの状態は全く問題なく、エプロンが汚れる事もありませんでした。
炊事棟と、トイレは、人感センサーがついてる様で、傍まで行くと点燈。暫くすると消えます。
これって、すごく嬉しい仕掛けだと思いました。
唯一、点いてるのは、炊事棟とトイレの中間点に街灯が一つ。
それも、昔っぽい電球に傘がついてる街灯です。
今時のキャンプ場の、オレンジ色の街灯や、明るすぎるサイトは、ほとほと嫌気がさしていたので、嬉しかったです。

虫は、暑い日中にはやはり多いので、出来れば虫刺され予防スプレーをしておいた方がいいと思いました。

山の中なので、キツネにテントを荒らされるかな・・と、心配していましたが、オーナーもキツネは見た事がないと仰ってました。鹿はキャンプ場の一番奥のまだ向こうに、たまに見ることもある・・程度なんだそうです。
ふくろうと、タヌキは、いるとの事でした。ふくろうは是非・・見てみたいです。

投稿者:直人 さん 投稿日: 2006/05/23

ヒデさん、みなさん今日は。

5月20日から1泊で利用してきました。ここは昨年から気になっていたキャンプ場で札幌から近い割にようやっと利用できたという感じです。私的にはとても快適に過ごせました。終始我々含め3張りで天候に恵まれたせいもあるでしょうが、荒れて雑然としたフィールドに新芽が萌え出る白樺林に濯ぐ太陽光、照明が全くない漆黒の闇と降るような星、綺麗なトイレ等々ここはキャンプを知ってる大人が似合うキャンプ場だなーと思いました。今年から水場が出来て美味しく痺れる冷たさの水は最高でした。惜しむらくはヒデさんも味わったブヨの歓迎で(^^;。半端な量じゃなかったんですけど、この時期まだ産卵に向けた吸血を必要としていなかったのか幸いにも無傷で生還できました。仰せの通り「ドローム」のようでもあり白樺のせいか「ニニウ」の縮小版のような感じでもあったかな。放射冷却で就寝の頃は0度近くを指しましたけど翌朝は朝露で濡れた木々の美しさや野鳥の多さ、そしてオーナーさんの人柄もとってもよく確実にポロトに替わるリピーターになるなと思いました。カラスを全く見かけないキャンプ場でもありましたね。ただ使ってない農村の一角を解放してるという感覚も拭えず賛否が分かれそうです。

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