北海道キャンプ場見聞録
我が家のファミリー通信 No.68
2度目の網走マラソン |
4回目のフルマラソンチャレンジで過去最低のタイムを記録した去年の網走マラソン。 そうして迎えた今年の網走マラソン。 開会式の会場は網走市民会館。 大会ゲストの金哲彦さんとエリックワイナイナさんは去年と同じ。 これがダラダラと時間がかかるのが難点である。 去年の第1回大会で一番の問題になったのが駐車場。 去年のこともあり早めに駐車場に入ったので、スタート会場の網走刑務所にも少し早く着きすぎた。 そして、スタート地点Fブロックの前の方に並んだ。 |
網走刑務所正門前からスタート | Fブロックの前の方に並ぶ |
そうして9時スタート。 私は5時間30分のペースランナーの後ろを走っていたが、私の考えていたペースのキロ6分40秒には遅すぎるので直ぐに追い越す。 後ろからポンと背中を叩かれてビックリしたら、エリックワイナイナさんだった。 |
ランナーの背中を叩きながら追い越していくワイナイナさん |
4キロ地点の私設エイドで出されるかに汁には、今年も手を出せなかった。 海の向こうには先月に縦走した知床連山がくっきりと見えていた。 前方に大きな集団がいたので何だろうと思ったら、5時間のペースランナーに付いていく集団だった。 給水はほぼ2.5キロ毎にある。 能取岬までやって来た。 そして灯台をグルリと一周。 さすがにこの辺りでは、5時間のペースランナーの姿は見失ってしまった。 |
この灯台の周りをぐるりと一周する |
トンネルを抜けると、背後には能取岬の美しい風景が広がっている。 20キロ辺りから右手に能取湖が見えてくる。 ここはもう諦めるしか無かった。 去年は確か、25キロ辺りから歩き始めたはずである。 後日確認したら、その結論は「人生マイペース」だった。 途中で金哲彦さんに追い越される。 30キロエイドを前にした1.5キロの折り返しコースは、相変わらず長く感じる。 去年はここの最後で5時間30分のペースランナーに追い越されてしまったのだが、今回はまだ十分に差が開いているのを確認できた。 |
追い越していく金さん |
去年は残っていなかった30キロエイドのしじみ汁も今年は味わうことができた。 歩きながらゆっくりと食べれば良いのだけれど、ここまで来てもまだ走り続けていられたのである。 35キロのエイドも通過。 コースはサイクリングロードの緩い上り坂となる。 それでも、最後まで歩くことなくその坂を登り切った。 ガーミンのGPS腕時計の電池が37キロで切れてしまった。 過去のマラソンでは途中で歩いても、その後は歩いたり走ったりを繰り返しながらゴールまで行けたけれど、今回は完全に走れなくなっていた。 その後はひたすら競歩スタイルで歩き続ける。 時計が消えてしまったので、時間が分からず、後ろから迫ってきているはずの5時間30分のペースランナーの存在が気にかかる。 足の状態も回復し、あと少しだと思って走り始める。 ヒマワリ畑の中に延びるビクトリーロードに入ると、応援の人も多く、さすがにここでは歩いていられない。 そうして5時間25分15秒(ネットタイム5時間20分50秒)でゴールイン。 最低限の目標だった去年のタイムを上回ることはできた。 それはまた来年の話しになるけれど、そのためには網走マラソンではなくて平地を走る大会に出る方が良いかもしれない。 |
さすがにここでは歩けない | 去年のタイムを上回れた |
網走マラソンのゴールは広大なヒマワリ畑 |