札幌近郊スノーシューフィールド紹介

 別にフィールド紹介といっても、スノーシューを履けばどこにでも行くことができます。
 つまり、あなたが行きたい場所がスノーシューのフィールドってことです。
 ご近所の畑の中も、夏の間に入り込めば当然怒られてしまいますが、厚い雪に覆われた冬の間ならばそれほど目くじらたてられることもないでしょう。
 笹や雑草が生い茂り、普段ならば入り込めない近所の裏山も、冬の間は自由自在に歩き回れます。
 そんなわけで改まって紹介するほどのものでも無いのですが、我が家が出かけた札幌近郊のフィールドを紹介しておきます。

 手稲山スキー場近辺   手稲山と言えば、手稲オリンピアに手稲ハイランドと、スキー銀座みたいなところです。
 そんなところまで出かけて、わざわざスノートレッキングってのも何だかおかしな感じですが、日曜日で満員の駐車場やリフト待ちの長い行列を横目に、のんびりと白樺林の中を散歩するのも優雅な気分です。
 手稲ハイランドスキー場手前に、手稲ランド研修センターという建物がありますので、そこの駐車場に車を止めます。
 そこの周辺は比較的なだらかな白樺林が広がり、手軽にスノーシューを楽しめます。

自然歩道手稲山北尾根ルート  自然歩道手稲山北尾根ルートの、入り口から乙女の滝までです。
健脚な方は自然歩道をどこまでも進んでいっても良いのですが、日頃 運動不足の方にとっては、新雪の中上り坂を上るのはかなり堪えます。
 入り口から乙女の滝までは1.2kmくらい、軽く汗をかく程度でたどり着けます。
 車は、スタート地点の水道局宮町取水場付近に何とか止めておくスペースが有ります。
 スタート直後は採石場がすぐ隣にあり、ちょっと無粋ですが、雪に覆われそれほど気にもなりません。
 雪が深くなると、途中の看板が雪に埋もれ、初めての人は乙女の滝の看板を見過ごすかもしれません。
 まあ、それでもその付近の森の中を散歩していれば十分に楽しめます。

 ちなみに、このルートを上っていくと、上で紹介した手稲ランド研修センターまで繋がっています。

 前田森林公園   ここの公園には歩くスキーコースが併設されているので、休日には多くの人が汗を流しています。
 そんな人達を横目に、のんびりと公園の散策を楽しみましょう。
 ここは長さ1000mのカナールが名物ですが、冬の景色もなかなかです。
 特に晴れた日ならば、ポプラ並木の向こうに手稲山がそびえる、最高の景観を楽しめます。


 野幌森林公園   札幌近郊では最も人気のあるスノーシューフィールドです。いや、スノーシューと言うよりも歩くスキーのフィールドと言った方が良いかも。
 とても広い公園で、園内は沢山の遊歩道も作られていますが、冬の間はそこが歩くスキーのコースになっています。
 スノーシューを楽しむのならば、そんなコースは避けて森の中を歩く方が楽しいですね。
 実際にお互いの利用者同士でトラブルになることもあるとか。
 冬の間の駐車場は北海道開拓記念館自然ふれあい交流館を利用することになりますが、週末は結構混みあうみたいです。

 半月湖 

 札幌からは少し遠くなりますが、羊蹄山の麓にある半月湖、周囲1kmの小さな湖です。
原生林に囲まれ多くの野鳥も生息し、新緑や紅葉の時期は特に美しくなりますが、スノーシューのフィールドとしても魅力的な場所です。

詳しい紹介はこちらへ


 札幌市内では他にも沢山スノーシューのフィールドになりそうな場所がありますが、例えば自然遊歩道なんかも楽しそうだと思います。
 札幌市役所のサイトに自然遊歩道ガイドがあるので、それを参考に近くで新しい場所を開拓してみてはいかがでしょうか。
 スノーシューを持っていない方でも、滝野すずらん丘陵公園では無料で貸し出しをしてもらえます。
 それと支笏湖の休暇村という施設でも、有料ですがスノーシューを借りられます。ここでスノーシューを借りれば、下で紹介しているような美笛でのスノーシューハイキングも楽しめますよ。

  美笛キャンプ場スノーシューハイキング     美笛は冬も最高です

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