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四国お遍路


定年退職後の一番の目標にしていたのが四国お遍路。
それも、時間だけはたっぷりとあるので、88ヵ所の札所を何回かに分ける「区切り打ち」ではなく、一度に全て回る「通し打ち」で。
私自身、信心深い訳ではありませんが、空海という人物に興味はあったし、実家の宗教は真言宗。
遍路道の総延長は1200キロ。そこを40~50日かけて歩くのは、チャレンジしがいのある目標でした。
 


そうして2016年、夫婦二人で回った四国88ヵ所巡礼の旅の記録をここに残しておくことにしました。
これから四国遍路にチャレンジしようと考えている皆さんの参考になるかどうかは分かりませんが、お役立ていただければ幸いです。
 

巡礼の旅の概要

今回の旅を数字でまとめてみました。

旅にかかった日数
10月28日~12月17日(49泊50日)、88ヵ所の巡礼に要したのは46泊47日
当初計画より2日多くかかりました
旅で歩いた距離
1200キロ(徳島県:214キロ、高知県:408キロ、愛媛県:414キロ、香川県164キロ)
最後に1番札所まで戻ったお礼参りの距離は含みません
1100キロとか1300キロと言う話しもありますが、この1200キロはGPSで確認した距離なので、大体はこれくらいになるのかと思います。
歩くルートによっては多少の増減はあるかもしれません。
旅での宿泊
無料の宿:9泊(通夜堂5泊、善根宿1泊、大師堂1泊、テント2泊)
有料の宿:41泊(宿坊3泊、ゲストハウス2泊、ビジネスホテル5泊、民宿10泊、旅館20泊、国民宿舎1泊)素泊り18泊、食事付き23泊
旅にかかった費用
総額784千円(事前にネットで購入したもの等全て含む)2名分の費用です
内訳 食費:185千円(酒代含む)、宿泊費425千円、札幌からの交通費:79千円(高野山分も含む)、納経代25千円、遍路用品:22千円、その他:48千円
素泊まりの宿に多く泊まったので、食費は少し多くなっているかも。
酒代は、敢えて集計していません。(笑)
宿でビールを頼むと高くつくので、宿に入る前にコンビニで発泡酒を買ったりとかして、かなり節約しています。
旅で背負った荷物
私:14キロ、かみさん:10キロ
ここに飲み物とか食料がプラスされるので、実際はもっと重たくなっていたと思います。
宿にだけ泊まるのならばもっと軽量化できるのですが、野宿装備にテントまで持っていたものですから、これがギリギリでした。
荷物を担いで歩くことには自信があったのですが、さすがにこれで1000キロ以上歩くのは厳しかったです。
 

参考にした図書

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歩き遍路には必携の地図と言えるかもしれません。 ただ、場所によって地図の縮尺や方位が変わるので、かなり使いづらい地図だと思います。 それを嫌って、普通の道路地図を持ち歩いているお遍路さんもいますが、歩き遍路道が示されていないのが難です。


歩き遍路に必要な情報は、ほぼ網羅されています。 遍路の基礎知識や各札所の情報、周辺の見所、遍路道の簡単な地図など。 地図の中に天気や拝観日時を記入するスペースがあり、メモや記念品を貼り付けたりするための空白ページもあり、日記帳的な使い方もできます。


野宿しながらお遍路を回ろうと考えている方にはお勧めの一冊です。
書かれている内容は少し古くて、現在は営業していない宿とかも載っています。
現在は古本でしか手に入れられませんが、それでも今回の遍路にはとても役に立ちました。
私がこの本を買ったのは4年前。その頃から四国遍路に興味を持っていたのですね。(笑)

その他

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1200キロ以上も歩くので靴選びは大切。歩き終える頃には靴底もすり減ってしまうので、履き潰すつもりで一足用意しましょう。歩きやすいことは勿論、雨の日に歩くことも多いので、ゴアテックスの靴を選びたいです。

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