トップページ > キャンプ > キャンプ日記 > 2019年キャンプ日記

川下り後の生ビールは最高

どんころ野外学校(8月17日~18日)

空知川例会の時の定宿となっていたどんころ野外学校の炊事棟。
何時ものように、川に向かう途中にキャンプ道具だけを誰もいない炊事棟の中に降ろしていく。
ところが、今年から朝8時半から午後4時半までは炊事棟の利用が出来なくなり、荷物も置いては駄目なことに変わったらしい。
それを聞いて慌てて、荷物を取りに戻った。

最近のどんころ野外学校は、アクティブな野外活動よりファミリー向けの穏やかなプログラムに力を入れ、その中で炊事棟を利用しているようだ。
去年辺りから炊事棟の中が小奇麗になったと喜んでいたら、それで逆に私達のようながさつな人間の集団が締め出されることになったのである。

新得そばの館
新得そばの館
くったり温泉レイクイン
くったり温泉レイクイン


土曜日の川下りが早めに終わったので、まだ下り足りない様子のメンバーと別れ、軟弱グループ12名は新得町のそばの館のレストランで蕎麦を食べ、くったり温泉レイクインで風呂に入ってからどんころに向かう。
少々早くても入れてもらえるだろうと思っていたが、やっぱり日中のプログラムの利用者がいるので、午後4時半までは待っていなくてはならなかった。

ようやく時間がきて、炊事棟に荷物を降ろしてからその前の芝生の広場にテントを張る。
芝生と言うよりもただの草地のような場所で、水はけも悪いので夜中に降った雨が所々に溜まっていた。
草もあまり刈られていなくて、テントを張れる場所も僅かしかない。

どんころ野外学校
テント泊は私達だけ



今回テント泊は私達だけだったので、その僅かな場所に2張りのテントを設営。
炊事棟に戻ると早くも焼肉の煙が上がっていた。
毎度のことだけれど、その素早さにはただ感心するばかりである。

どんころ野外学校
到着と同時に煙が上がり始める


そして今回は、ツアーリーダータケちゃんの発案でビールサーバーも用意されていた。
川を下り温泉に入った後で飲む生ビールは最高である。


生ビール最高!

ツアーリーダーであるタケちゃんがこの一週間頭を悩ませていたのは、台風の進路のことではなく、生ビールを何リットル用意するかだったらしい。

結局、余れば返すことも出来るので40リットルを持ってきてもらったのだが、3時間程度で飲み干してしまったのである。
ビールサーバーは幾寅の酒屋さんがどんころまで届けてくれるので、これからの例会では生ビールが定番となりそうだ。

例年ならば、川から戻ってきてここでまず最初にするのは五右衛門風呂を沸かすことなのだけれど、今日は既に皆温泉に入ってきたし、直ぐに生ビールを飲み始めたので五右衛門風呂は沸かさずに終わってしまった。
どんころに泊まる時はこの五右衛門風呂も楽しみの一つだったのに、これからはそれもなくなりそうで、ちょっと寂しい気もする。


ヨッシーがブリを刺身に

よしひろさんの正体不明料理


椅子に座って生ビールを呑んでいるだけで、S藤さんから揚げたてのから揚げ、T木さんからヤマベの南蛮漬け、ヨッシーからブリの刺身等、次々に食べ物が回って来る。
それで足りなければ、少し歩き回るだけでよしひろさんの作っていた得体の知れない何とか焼きなど、食べ物は簡単に手に入る。
そのうちに、パムシェフの手の込んだ料理が次々と出てくる。


パムシェフの手の込んだ料理を作る

パムシェフの料理とガサツな料理の差は一目瞭然



どんころ野外学校
宴もたけなわ


クラブの中で総料理長と言われているかみさんは、パムシェフの助手を務めていた。
かみさんは、飲んでいるよりもこうして料理を作っている方が楽しいという。
それでも片手にはしっかりと生ビールを持っていて、それが空になれば私がサーバーで注いでくるのである。

かみさんが作るのはパエリア。
家でも見たことないくらいの具沢山パエリアで、その具のエキスがしみ込んだライスがとても美味しかった。


具沢山のパエリア


外に出ると美しい月が昇ってきていた。
確か、二日前が満月だったはずである。
酔いも回って、皆の楽しそうな声を遠くに聞きながら自分のテントへと潜り込んだ。

どんころ野外学校
月夜


寝る時はまだ蒸し暑くて、シュラフのファスナー全開で寝ていたけれど、さすがに翌朝は空気もひんやりとしていた。
昨日は台風の雨の影響で濁流となっていたシーソラプチ川も、この日は濁りもとれて、元の清流に戻っていた。
朝食を済ませ、炊事棟の中を綺麗に片付け、今日の川下りへと出かけたのである。


どんころ野外学校



ページトップへ