北海道キャンプ場見聞録
夕陽を見るなら夕陽台
国設知床野営場(8月2日〜3日)
朝5時過ぎに自宅を出発し、目指すは知床。 それでも、ただ車を走らせるだけでは面白くない。 実際の田んぼアートはとても大きく、一枚の写真では収まりきらない。 天気が良いので層雲峡にも寄り道した。 今回の知床での目的は、知床連山の縦走。 中華系観光客に占領されたかのような銀河の滝、流星の滝で写真を撮り、早々に出発する。 遠出をする時、何処で昼食にするかは結構大きな問題である。 私としては十分に満足できたけど、かみさんは「つゆがしょっぱい」との何時もの評価だった。 斜里のスーパーで買い出しをし、天に続く道を経由して、今日の宿泊地である国設知床野営場へと向かう。 |
もっと青空が澄んでいる時にこの「天に続く道」の写真を撮ってみたい |
午後3時前にはキャンプ場に到着。 既に8月に入っていて、ウトロでは一箇所しかないキャンプ場。 サイトは殆どが林間である。 ビールを飲んで一息付いてから、直ぐ隣にある「知床夕陽のあたる家」の温泉に入りに行く。 キャンプ場に戻ると、キャンパーも増えてきていた。 久しぶりに人間ウォッチングを楽しむ。 背中に帯広柏葉の文字が入ったTシャツを着た若者のグループ。 懐かしくなって、顧問の先生らしき人に話しかける。 他にも、帯広大谷高校のテントも張られていた。 キャンプ場内には夕陽台と呼ばれる夕陽の名所がある。 それどころか、周辺の宿に泊まっている人達までやって来るようだ。 私達はそこを避けて、隣のホテルの従業員駐車場に行ってみる。 昔の知床自然村なら、サイトに居ながらにして美しい夕陽が楽しめたのに、閉鎖されてしまったのがとても残念である。 |
夕陽台では人の頭越しでなければ夕陽が見られない |
ガスがかかって幻想的な夕陽となる | 最後の瞬間まで楽しめた |
混みあった場内なのに、暗くなると意外な程静かだった。 翌朝はテントに付いた夜露を雑巾で拭き取り、早めに撤収。 薄曇りの空だけれど、知床連山の姿も見えていて、今日はまずまずの登山日和となりそうだった。 知床縦走の様子はこちらから |
戻る | ページTOPへ |