北海道キャンプ場見聞録
炊事場暮らしの緑ヶ丘キャンプ
礼文島緑ヶ丘公園(6月22日〜24日)
久種湖畔キャンプ場からバスで移動し、香深井のバス停で下車してキャンプ場まで歩いていく。 他の場所でも、子供達とすれ違うと皆が普通に挨拶してくれる。 キャンプ場までやって来ると、懐かしさがこみ上げてきた。 その時は車で島に渡り、キャンプ道具をリヤカーに積んでテントサイトへの坂を下りる時、荷物の重さにリヤカーごと引きずられたものである。 その時にテントを張った場所は多分入口部分の芝生広場だったはずだ。 私達は今回、そこの僅かばかりの芝生広場ではなく、奥の方の木製テント床を利用することにした。 ただ、テント床の周囲に張り綱を結ぶためのフックが付いているものの、そこにテントを張るには工夫が必要である。 |
テントを張るのに苦労させられる |
各テント床には野外卓も付いていてなかなか便利である。 久種湖畔キャンプ場を出る時に、船泊のスーパーで買ってきたもの。 炊事場の中には椅子とテーブルもあったので、夕食もそのままそこで作って食べることにする。 |
ここの炊事場が生活の場所だ | 快適だけれど蚊の攻撃が激しい |
翌日も青空が広がっていた。 (礼文島トレッキング二日目の様子はこちら) 知床へ下りた後はバスに乗って香深まで戻るつもりだったが、バスの時間よりも1時間も早く降りてきてしまったので、そのまま香深まで歩いてしまう。 フェリーターミナル近くのうすゆきの湯で汗を流す。 しょうがないから、そこまでブラブラと歩いて行こうとしたら、すぐ近くにスーパーを発見した。 礼文島へ到着した時と同じ時間のバスに乗って、キャンプ場へと戻る。 その彼がなかなか面白い青年で、フェリーで礼文島に着いた時、港で旗を振っている桃岩荘の人達を見て、大層感動したらしい。 |
キャンプ場の奥からの風景 |
この日の夕食は、スーパーで買ってきたレトルトの帆立スープカレー。 せっかくなのでウニでも買って、島の最後の夜は豪華なウニ丼でも食べようと考えていたのだが、値段的に折り合わなかったのである。 礼文島最後の朝はどんよりとした曇り空だった。 バス停近くの郵便局の軒下で雨宿りしていると、地元の方がフェリーターミナルまで車に乗せてくれた。 港では相変わらず、桃岩荘の若者が旗を振っていた。 稚内へ戻った後は、まずはまともな食事を食べる。 退職してからは、本当に忙しい日々を過ごしているのである。 |
暗い空の下を白滝に向かって車を走らせた |
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