北海道キャンプ場見聞録
増毛で籠城キャンプ
暑寒野営場(7月5日〜6日)
週末は、悲惨な結果に終わった去年の歴舟川キャンプのリベンジに出かける計画だった。 日本海の風景を楽しみながらオロロンラインを北上する。 今回の一番の目的は「すが宋」と言う寿司屋で握りを食べることである。 食べログでは11時からの営業になっていたのに、その時間前から店の前の駐車場は満車になっていた。 私達が食べている間にも次のお客さんの列ができていたので、これでは1人だけで寿司は握ってられないかもしれない。 その後は、漬け物の田中青果でハスカップ大根やピクルスを買って、鈴木かまぼこ店でビールのつまみ用にかまぼこを買う。 木造建築の校舎で有名な増毛少学校は数年前に閉校となり、周囲は立ち入り禁止のロープが張られていたので外観を眺めるだけ。 |
古民家を改造したすが宋の店内 | 旧増毛駅前の旅館富田屋 |
市場の生鮮物はタコと甘エビだけ | 観光客で賑わう増毛の街 |
途中の果樹栽培地帯ではちょうどサクランボのシーズンで、どの農家の庭先にも直売所が作られている。 暑寒別岳の暑寒コース登山口には、無料で利用できる山小屋暑寒荘と暑寒野営場がある。 駐車場には登山者の車が沢山停まっていた。そこから階段を登ったところに暑寒荘の建物がある。 ここで困ってしまった。 こんな施設が無料で利用できるのに、わざわざテントで寝るなんて普通では考えられない。 テントを張る場所が無ければ、山小屋泊も考えたが、幸いなことに小屋の向かい側にテント一張り分の空き地があった。 |
暑寒荘の中には薪が山積み | 立派なテーブルも置かれている |
今回は山キャンプの延長で考えていたけれど、虫が多いことを考えてテントは前室付きのソレアードを持ってきていた。 林業用の蚊取り線香をまとめて3本焚いたが、メッシュの窓を開けたままでは効き目も今一である。 |
森の中に続くバリアフリー散策路 | コウリンタンポポとツルアジサイの花 |
森の中で花を咲かせるツルアジサイ |
テントまで戻ってくると、中の虫は全部退治できていた。 夕方になってくるとテントの回りに蚊も増えてきた。 下界の方の空は晴れているようにも見えるが、山の雲は取れる様子もない。 ここのキャンプ場は携帯の圏外なので、最新の天気予報も確認できない。 |
暑寒荘と我が家のテント |
山小屋の方は予想に反して泊る人はあまりいなくて、宿泊者は結局、ご夫婦1組と男性1人だけだったようである。 湧水の流れる水場に歯を磨きに行く。 沢の水音を子守唄にしてぐっすりと眠り、3時過ぎには目を覚ました。 |
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