北海道キャンプ場見聞録
斜里平野から山を眺めて
クリオネ遊牧場キャンプ場(10月8日〜9日)
  10月でもオープンしているキャンプ場で、斜里岳を眺められるところと言えば、この周辺では「クリオネ遊牧場キャンプ場」しかない。 午後3時前に下山してきて、まずは清里町のホテル緑清荘で汗を流す。 
  陽はどんどん西の空に傾いてきているのに、途中で道が分からなくなったりして、本当に時間との戦いだった。 ここのキャンプ場を訪れるのは今回が初めてで、それまでここには際物的なイメージしか持っていなかった。 
  朝起きた時の雲一つない空は、夕暮れのこの時間になっても全く変わりは無かった。  | 
  
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| 既に夕日は沈みかけていた | かみさんは怖がって上まで登ってこない | 
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| 展望やぐらの上から場内を見下ろす | 
 それでも、「こんな計画を立てて、本当に予定通り進むのだろうか?」と最初は心配していたけれど、何とかこうしてすべてのイベントを終えて、最終日のキャンプ地へとたどり着けたのである。 途中で夕日の写真を撮ったりしながら、ようやく設営を終えてビールを開ける頃には、既に辺りは薄暗くなっていた。          天気が良かった分、夜の冷え込みも強くなりそうだ。 夜の場内を少し歩いてみる。 場内を歩いて少し体が温まると、ようやく元気が回復してきたようだ。  | 
  
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| 今日も星空が綺麗だ | 
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| 園路を照らすソーラーライト | ネオンが怪しく光る | 
翌朝のテントの結露はひどかった。 朝のコーヒーを味わった後、展望台の上から日の出を楽しむことにする。 
  赤く染まっていた雲も、次第にその色が薄れてきた。  | 
  
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| 知床の空が紅く染まった | 
 朝食を済ませて、テントを乾かして、最後にもう一度展望台へと登る。  | 
  
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| 斜里岳の上をハクチョウが飛んでいく | これだけ日が当たるとテントも早く乾く | 
 その後内陸に入って女満別付近にやってくると「朝日ヶ丘展望台」の看板を見つけて寄り道する。 昼食には美味しい蕎麦を食べたかったけれど適当な店が見つからず、結局は丸瀬布でコンビニ弁当を買って、白滝のサービスエリアでそれを食べる。  | 
  
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| 朝日ヶ丘展望台では季節外れのヒマワリの花が | 今度こそ斜里岳と知床の山々にお別れ | 
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斜里岳を登っている途中までは、昨日混雑していて泊まれなかった和琴半島湖畔キャンプ場へ戻るつもりでいた。
温泉で汗を流してすっきりしたものの、今日も時間に追われていた。
その斜里岳は夕日に照らされ赤く染まっていた。


展望台からのそんな風景を一しきり楽しんだ後、テントの設営を始める。
やっぱりここのキャンプ場に来たのは正解だった。
ライダーハウス内の「だべり部屋」と名付けられた雑然とした部屋の中では4人のライダーが雑談中だった。


でも、今日はもう札幌へ帰るだけなので、ゆっくりとテントを乾かすことができる。
しかし、朝日がなかなか昇ってこない。
聞き覚えのある鳴き声が聞こえてきた。

片付を終えてキャンプ場を後にする。
