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千歳川(2021/07/31)

猛暑の水遊び

真夏日が続く札幌を脱出して、千歳川に水遊びに出かけることにした。
千歳川は自転車回送できるので単独で下ることが多いけれど、さすがにこれだけ暑いと、自転車回送する気にもならない。
クラブの掲示板で参加者を募ったら、マリオさん、Sさわさん、Rさん夫婦が付き合ってくれることになる。

今日は最初から、水遊びをして夏を満喫するつもりでいたので、できれば千歳も暑くなってくれた方が良い。
その希望通り、素晴らしい青空が広がって、千歳市のこの日の最高気温は31度超え。
絶好の水遊び日和だ。

スタート地点では、子供たちが正に水遊びをしていた。
全員がライフジャケットを付けていて、その辺の意識は高そうなグループのようだ。

千歳川の川下り
スタート地点で水遊びをしている子供たち


緑の濃さを増した河畔林、真っ青な空、その色が川面に映り込み、夏の千歳川の風景を作り上げる。
そんな中を皆でのんびりと下っていく。

千歳川の川下り
夏の千歳川の風景


太陽の光が川の中を照らすと、そこではバイカモが川の流れに揺れていた。
確か去年は、バイカモの花を楽しむツアーを同じ時期にやっていたはずだ。
今のところ、花の咲いているバイカモは見当たらないが、もう少し下流の方に花を楽しめる場所があったはずだ。

千歳川の川下り
川が緑色に見えるのはバイカモが茂っているから


マナブの手前では、木々の枝が川を覆って緑のトンネルを作っている。
枝を避けながら下るのは面倒だが、天気の良い時は木漏れ日が川面を照らし、私の好きな場所の一つである。

千歳川の川下り
緑のトンネルを下る



マナブの最初のエディに入ると、そこには一人で練習に来ていたビンバさん、会社の同僚と一緒に先に下っていたKがいさんが居て、急に賑やかになる。
他にも沢山のパドラーが居て、こんなに賑わっているマナブを見るのは久しぶりの気がする。

千歳川の川下り
マナブには同じクラブのメンバーも


マイキーさん夫婦も子供連れで来ていて、奥さんだけがロール特訓をやっていたようだ。
ビンバさんは一人で練習を続けるようなので、Kがいさんと同僚が加わってダウンリバー再開。

千歳川の川下り
パドラーで賑わうマナブを後にする


そこからはバイカモの花を探しながら下っていく。
バイカモ自体は川を緑に染めるくらいに群生している場所もあるのだけれど、あまり花を咲かせていない。

千歳川の川下り
群生するバイカモの上を下る


魚道の手前でも、バイカモが群生していた。
ここはバイカモの密度が年々増してきているような気がする。

千歳川の川下り
前方の魚道に気を取られるけれど川の中も美しい


魚道は先に下って、皆の写真を撮る。
ここも天気が良い時は、ホワイトウォーターがキラキラと輝いて、写真映えするポイントである。

千歳川の川下り
ホワイトウォーターが眩しい魚道


内別川の流れ込みで一休み。
そこに風変わりなカヤックが置いてあった。
折り紙のように組み立てるフォールディングカヤックで、「オルカヤック」と名前がついているようだ。
組み立ても簡単で重さも軽く、湖などで気軽に遊ぶのには良さそうだけれど、スプレースカートもないし、これで千歳川を下るのはリスキーな気がする。

千歳川の川下り
初めて見たオルカヤック



今回はカヌーにクーラーバックを積んで、飲み物や家で採れたトマトやキュウリを中で冷やしておいた。
夏の川下りには、これはお勧めである。

余裕があれば、ここで流しそうめんをやってみたい。
隣の名水ふれあい公園ではナイベツ川湧水を汲むことができるので、茹でたそうめんをその湧水で流したら最高に美味しそうだ。
まずは、そうめんを流す竹を何処か手に入れなければならない。

休憩を終えて再び下り始める。
何時も梅花藻の花を楽しめるポイントまでやってきたけど、ここでもやっぱり花は疎らにしか咲いていない。
どうも今年は花付きが悪いようだ。

千歳川の川下り
去年はもっと花が咲いていた気がする


蛇籠の瀬を下る。
そこの下流でようやくバイカモの花を見ることができた。

千歳川の川下り
蛇籠の瀬でサーフィンを楽しむ二人


気温の高い日が続いていて、その影響で千歳川の水温もかなり高くなっているようだ。
もしかしたら、この水温の高さがバイカモの開花に影響しているのかもしれない。

千歳川の川下り
ようやくバイカモの花が見られた


今回の川下りは水遊びを楽しみましょうと呼びかけたのだけれど、それに応じて水中メガネを持ってきたのはマリオさんだけ。
私も箱メガネくらいは持ってくれば良かったと後悔する。
マリオさんは潜れそうな場所を探しているが、市街地まで下ってくるとそんな場所も無くなる。

林東公園横の小さな落ち込みで、他のメンバーがサーフィンを楽しむ。
ここで、Kがいさんの同僚とSさわさんが沈脱。
Sさわさんは今日2回目の沈脱で、ロールで起きれる気が全然しないとぼやいていた。

千歳川の川下り
最後の瀬で一遊び


私も少し水に入りたかったので、ボディーサーフィンにチャレンジするが、そんなものができる訳もない。
川の水は生ぬるいけれど、こんな日はやっぱり水に濡れるのが気持ち良い。
マリオさんもここでようやく水中メガネを使うことができた。

千歳川の川下り
ボディーサーフィン?


この後はゆっくりとスポーツセンターまで下って川下り終了。
水遊びがメインならば、千歳川はSUPで下った方が楽しそうだ。
夏の間だけでもSUPに転向しようかな。(笑)
 

(当日12:00千歳川水位 ふ化場:30.18m)



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