北海道キャンプ場見聞録
千歳川(2021/06/05)
360度カメラを掲げて
6月になってようやく今シーズンの初カヌー。
カヌーを始めてから一番遅いシーズンインかと思って調べてみたら、去年はもっと遅い6月12日の千歳川が初カヌーだった。
天気の良い土曜日なのに、他にパドラーの姿はなし。
到着時は私一人だけ
今回はソロなので、久しぶりの自転車回送である。
スポーツセンターに車を置いて自転車に乗ってスタート地点まで戻ってくる。
自転車に乗るのも今年初めてなので、7キロも走っていないのに太ももが痛くなってしまう。
スタート地点にはカヤックが何艇か置かれていた。
途中でカヌークラブのYさんらしき車を見かけたので、そのカヤックかもしれない。
ここで、車に忘れ物をしてきたことに気が付く。
今回は新しく買った360度カメラを試すことも目的の一つだったのだが、そのカメラを取り付ける自撮り棒を忘れてきたのだ。
自撮り棒がなければ折角の360度カメラが使えない。
結局、忘れ物を取りに自転車でもう一往復することになり、川下り前から疲れきってしまった。
その間に、カヤック2艇が下って行ったようだ。
後で分かったのだけれど、このカヤックはやっぱりYさんの舟で、最後まで会わずに終わってしまった。
他にもカヤックやインフレータブルカヌーが残っていたけれど、それはスポーツセンターで見かけた学生グループの舟のようだ。
緑が眩しい
最近はかみさんがカヌーに乗らなくなってきたので、今回はソロでのパドリングをしっかり練習しようと思っていたのだけれど、慣れない360度カメラの操作に手間取って、パドリングに集中できない。
それに、ライフジャケットに自撮り棒を取り付けたので、パドリングの際に少々邪魔なのである。
川の水量も少し多めなので流れも速く、倒木後ろのエディにも入りづらい。
自撮り棒に取り付けた360度カメラは、頭より50センチくらい高く飛び出ているので、それが枝に引っかかるのも心配だった。
1人で下っているとこんな風景ばかりを写してしまう
そんな時に、川と並走しているサイクリングロードの方から私の名を呼ぶ声が聞こえた。
同じクラブのMさんである。
Mさんも単独で下るときは自転車で回送しているのだ。
Mさんが追い付いてくるのを待ちながらのんびりと下っていく。
森の中からはエゾハルゼミの鳴き声が聞こえてくる。
今シーズン初めて聞くエゾハルゼミの声だ。
360度カメラの映像から
マナブでMさんが追い付いてきた。
川で会うのも久しぶりな気がする。
マナブに来ると大体は誰かに会うのだけれど、今日は他のパドラーの姿はなし。
マナブでMさんと
Mさんは今日この後、コロナのワクチン接種受けるとのことで、先に下っていった。
釣り人の姿も何時もの週末より少ない気がする。
これもやっぱりコロナの影響なのだろうか。
緑色に染まる支流のナイベツ川
久しぶりのカヌーはパドリングもぎこちない。
筋トレはしているけれど、腕力が衰えているようだ。
それに、膝立ちの姿勢はやっぱり痛めている膝に負担がかかる。
こんな有様じゃ、過激な川下りはもう無理かもしれない。
魚道を下る
蛇籠の瀬まで下ってくるとMさんがサーフィンを楽しんでいた。
Mさんはここで終わりのようだ。
蛇籠の瀬でMさんとお別れ
その後はスポーツセンターまで、川に流されるように下っていって、今シーズンの初川下りが終了。
自転車を取りにスタート地点まで戻ってくると、Mさんも丁度戻ってきていた。
住宅街の横を流されるように下っていく
マナブではクラブのOさんが一人でグルグルしていた。
コロナ禍で自由に遊ぶこともできなくなっているけれど、皆それぞれ工夫しながら遊んでいるようだ。
昼食はコンビニで弁当を買って、それを駐車場で一人で食べる。
コロナ感染リスクは限りなくゼロに近い、週末の川下りだったのである。
(当日12:00千歳川水位 サケマス孵化場:30.28m)