2日前に千歳川を下り、身も心もリフレッシュ。 だからと言って、千歳川を間に挟んで普通になるわけでもない。 かみさんが「白老川ってどんな感じだったっけ」と言うので、2年前に下った時の動画を一緒に鑑賞。 そうして迎えた川下り当日。 皆が揃ったところで車を回送。 それでもスタート地点の御料地橋の下は、何時もと変わらない風景だった。 スタートして直ぐの岩盤の浅瀬で、早速苦労させられる。 |
最初から苦労させられる |
暫くの間は岩避けに忙しいけれど、特別に難しい流れはない。 カナディアンは足が速いので、普通に下っていても前のカヤックに追い付いてしまう。 それに大きなカナディアンが横向きに座礁してしまうと、後続の舟の進路を塞いでしまうことにもなる。 浅瀬でどうやっても下れないようなところが有って、そこは諦めてポーテージする。 前方に落ち込みが見えてきた。 ここで昼の休憩をとることにした。 |
こんな場所で食べるおにぎりはとても美味しい |
昼食を終え再び下り始めるが、大きな岩に挟まれたこの付近は、今回下る区間の中では一番美しいところである。 そんな風景に癒された後は、いよいよ核心部へと入ってくる。 流れが一箇所に集まって流速も早くなる。 そのために、間隔を開けて下っていたつもりが、前のカヤックが岩に乗り上げ横向きになってしまった。 一番、沈したくない場所である。 背中やお尻に、ゴツンゴツンと岩がぶつかってくる。 そしてようやく安全な場所に這い上がることができた。 パムさんが自分のライフジャケットにロープを付け安全を確保した上で川に飛び込み、引っ掛かったロープを外してくれる。 この後、川を下っている間は何ともなかったけれど、家に帰ってから身体のあちこちが痛くなってきて、流されている間に岩に相当ぶつかっていたみたいだ。 体制を立て直して改めて下り始めるが、その瀬はまだ延々と続いていた。 そこから岩の上に登って後方を眺めるが、視界の中は岩だらけで、何処に川が流れているのかも良く分からない状態である。 核心部は殆ど流されただけなので良く分からなかったが、皆の話しを聞いても、「こんなところが有ったっけ?」と言うくらい、川の様子が変わってしまったようだ。 |
これでも、核心部を過ぎて比較的穏やかになってきた流れだ |
その先でも、これまでは比較的楽に下れていたのが、岩だらけになっている場所が何度も現れて、その度に私達のカヌーは座礁してばかりだった。 座礁が多いのは舟の影響も有ったかもしれない。 その点では、今まで乗っていたフリーダムの方が扱いやすかったのだが、現在は舟底に穴が開いて使用不能状態。 |
瀬の先には倒木のおまけ付き |
一番後ろからゆっくりと下っている時、前方でY須賀さんのOC-1が沈をして、おまけにゲスト参加のI角さんのカヤックが岩に張り付いて取れなくなっていた。 白老川で瀬を下らずにポーテージするのも初めての経験。 ストレス無く下れたのは、最後の方にあった砂岩のシュートくらいである。 2016年7月9日 晴れのち曇り |
ここはポーテージしてしまった |
気持ち良いのはこんなところくらい |
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