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十勝川

(屈足ラフトコース)

十勝の小麦畑カヌークラブ7月例会の初日は十勝川のラフトコース。
黄金色に色付いた小麦畑の風景を楽しみながら、集合場所のくったり温泉レイクインの駐車場に到着。

早めに到着したつもりが、そこではもう、もっと早くに着いた人メンバーが椅子を持ち出して寛いでいた。
まるで、何処かの道の駅で車中泊しているリタイア組の集まりの様である。
様であると言いながら、実際にはそんな人達と何の変わりもないメンバーなのである。

会話の内容も、道の駅での車中泊ルールとか、朝の連ドラで稀ちゃんがヨーロッパへ行くかどうか等、何とも緩いものである。
G藤先輩から、還暦祝いに赤いTシャツを譲り受けてしまった私も、もう直ぐその仲間入りすることになってしまうのだ。

スタート地点このラフトコーススタート地点は、上流の岩松ダムの放水量によってその様子が一変する。
多い時は岸辺の木々が水没し、少ない時は川原の中を一列縦隊で下るような水しか流れていない。
それが今日は、ちょうど良い水量になっている。
ここを下るのは5回目になるけれど、こんな水量は初めてである。

新しい舟MEでの3回目の川下り。
かみさんは最初から緊張気味だ。
スタートしてから岩松発電所放水口までの区間も、増水時よりも岩避けに忙しい。

発電所の放水口は現在工事中で、旧放水口と新放水口のいずれからも水が出ていなかった。
その水をダムから直接放流していたので、スタート地点の水量がちょうど良くなっていたのだろう。


十勝川ラフトコースでサーフィン   新岩松発電所放水口前
サーフィンポイントは何処にでもある   新岩松発電所の放水口前で遊ぶ

十勝川ラフトコースで遊ぶ皆は良いウェーブを見つけると、直ぐにそこで遊び始める。
そんな時は、私たちはサッサと岸に上がって見学と決め込む。
狭い川ならばサーフィンにチャレンジする気も起こるけれど、ここのように川幅の広い川で流されると厄介なので、黙ってみているだけのだ。

皆が飽きるのを待って、再び下り始める。
放水口からの水が出ていないので、そこから下流は何時もより岩が多く出ていた。
新しい舟の回転性能を試すにはちょうど良い機会である。

ところが、かみさんがやたらに怖がっていて動きが悪い。
エディに入ろうとしても、「だってあそこに岩があるわよ」とか言って、漕ぐのをやめてしまう。
「だから漕がなきゃダメだろ!張り付くぞ!」
万事がこの調子なのである。

スラロームの瀬怖がっていることばかりではない。
今まで乗っていた舟と比べると、かみさんの座る場所がカヌーの中央に近いのである。
カヌーの前の方に乗っていれば、それ程大きな動きでなくても、カヌーの舵取りは可能である。
それが中央寄りに座っていると、基本的にはソロで漕いでいる感覚のパドリングが必要になるのだろう。
今までタンデムでしか川を下っていないかみさんなので、その感覚が分からないようだ。

後で他のメンバーの方からも「前の舟の時よりもターンに切れがなくなった」ような事を言われたのは、そのせいだと思われる。
MEの性能を生かして乗りこなせるようになるためには、もっと時間がかかりそうな気がする。

その後ももっぱら、他の人がサーフィンしている様子を見学するだけ。
その時、I山さんがサーフィンに失敗して沈。
何度かロールを試みるが、上がる事ができずに結局沈脱。

I山さん沈脱の瞬間これが、三日間の例会で毎回沈脱することになるきっかけの最初の沈脱になることに、I山さん本人は知る由も無かった。

シュートの瀬、古堰の瀬と続くが、何処も同じように岩が絡んだ流ればかりで、何処がどの瀬なのかも分からずに下っていく。
一応は時々岩の後ろのエディにも入ってみるが、あくまでもかみさんの機嫌を伺いながらである。
「え〜、あそこの岩の後ろ辺りはいかがでしょうか?」
「だって、左に岩があるわよ!」
「はい、あそこは止めておきましょう」
簡単なエディばかり狙っていては、大して練習にもならない。


瀬で遊ぶ
沈脱にもめげずサーフィンで遊ぶI山さん

岩の上で見学
サッサと見学を決め込むかみさん

そうしてゴールの川原まで下ってきて、ここで昼食。
川下り中に川原でお昼を食べるのが大好きなガンちゃん。
それだけを目的に川を下っていると言っても良いくらいなので、「ゴール地点に着いてから昼にするのなら、川を下る必要なんかない」と文句を言いながら、嬉しそうにおにぎりを頬張っていた。

川で釣れたニジマスを焼いていた隣では、ファミリーが目の前で釣り上げた虹鱒を焚き火で焼いていて、その良い匂いが漂ってくる。
全てがラフト会社のセッティングみたいだが、魚を釣るのは本人達である。
それでも、結構大きなサイズの虹鱒を釣り上げていたので、ここの魚影は濃そうだ。

何もしないで下れば30分もかからない様な区間を○時間近くかけて遊びながら下ってきたので、昼食後にもう一本下ろうと言いはじめる人はさすがにいなかった。
レイクインで温泉に入り、その後は宿泊地のどんころ野外学校へと皆で向かったのである。

2015年7月18日 曇り 
※参考 当日12:00十勝川水位(共栄橋観測所) 142.31m


ゴール地点の河原
ゴール地点の河原

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